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【コミュラボ】第4回オフ会 篠田真貴子さんと語る「ALLIANCE とコミュニティ」

そもそも「オフ会」とは?

コミュラボは、熱量に応じて、次の三層構造になっています。
①最も熱量高く、自らコミュニティを作る人の場「コミュゼミ」
②コミュニティを動かしたり、参加したりする人の場「コミュラボのラボ」
③①と②を温かく見守る「チア」

この「オフ会」は、②の「ラボのラボ」(以下「ラボ」)の活動の一つ
ちなみに「ラボ」は、普段はクローズドなFbグループで意見交換したり、参考図書からコミュニティ運営のコツまでいろんなことを共有したりしています。

そんな活動の一つが、月1回の「オフ会」です。
コミュラボの幹事長である辻貴之が仕事以外で培ったツテでお呼びするゲストと、「その方とコミュニティ」をテーマにディスカッションします。

「オフ会」へは、多彩なゲストにお越し頂きました。
2019年2月28日開催のキックオフのゲスト「ゆうこす」さんに始まり、このnoteを書いている2020年3月までに17回のオフ会を開催しました。
一部はnoteにまとめていますが、ほとんどがFacebookなどへの投稿のみになっています(ただし、メンバーが書いてくれたnoteもあります)。

少しずつ、そうした投稿などをベースに、この「コミュラボ」のnoteに、まとめていきます。

2019年7月9日開催「第4回オフ会」

ゲストは篠田真貴子さん。テーマは「ALLIANCE とコミュニティ」。
篠田さんは、元ほぼ日CFOで、オフ会当時は休憩=ジョブレス
しかし昨日(2020年3月2日)、ここ最近、若干前振りめいたモノがありましたが、正式にとうとう「ジョブレス卒業」宣言が出ました。

なおこの会は初めて外部コミュニティとのコラボに挑戦しました。
母親アップデートコミュニティ」(#HUC)の皆さんをお招きして、開催しました。

この会の始まり方(篠田さんからの一言)

篠田さん監訳の「ALLIANCE 」に書かれている信頼の構築方法はコミュニティ運営に必須!

ゆえに、ぜひコミュラボでご一緒したい!とメッセージをお送りしたところ、篠田さんからこのようなお返事を頂きました。

ALLIANCEが、コミュニティ運営につながると発見してくださったことに興味があります。もし登壇させていただくなら、逆にわたしがそれを教えていただけるような構成だと面白そうだとおもいました。」

このオフ会の流れ

このように言われたこともあり、オフ会はコミュラボメンバーが自主的に読書会を開催してまとめた「ポイント」や、HUC主催のなつみっくすから「HUCの運営とALLIANCE」などをお話しすることから始まりました。

勉強会

続いて、「ALLIANCE」のコミュニティへの活かし方に関する4つのテーマ(信頼とは・目標設定と整合性・ネットワーク情報収集力・コミュニティの規範の作り方)に沿って、議論しました。

金言のお裾分け

たくさん印象に残った言葉のうち、いくつかをお裾分けします。
篠田さんの好奇心溢れる眼差しや、問いにする答えを考える際の表情が、とても印象的でした。

勉強会の様子

■ALLIANCEとは
企業経営や事業作りを想定して書かれたもの。
コミュニティ運営は「ヒト」の思いが起点
会社は契約、コミュニティはボランタリー。
コミュニティ運営は、義務や役割分担、距離の取り方が難しいと思う。

■信頼と信用
信頼(trust)は、自分が相手をどう思うか。
信用(credit)は、ゼロから積み上げるもの取引ドリブン。
信用を裏切られた、はあり得るけど、信頼を裏切られた、はない。

■コミュニティ
そこにいるタイミングがある。
その時の自分がやれることはやった、と思ったら卒業。
コミュニティは1:NからN:Nに変わる時がある
その時に抽象度が上がり、ヒトではなく目指すモノなどが共有される。

物事には固有の始まりや状況がある。
事実が先。そのDNAがある。
何のために何をやるか?を考える時に、それを確認すること。

ヒトが質問する際は、何かが奥にある
それが分かると、自分の中に取り込みやすい。相対化できる。
コンテキストを共有することで、つながる
…などなど。

篠田さんからのシメの一言

「私は自分のその時に興味があることに目が向きます。コミュニティは…えっ?!という感じでした。でも、今日のイベントで少し輪郭が見えてきたと思います」

…終わってから言われた一言。よかったです。

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まとめ

篠田さんは、常に「自分がその場にいる意味」を考える方です。
ゆえに、最初の声かけにも、単にALLIANCEを元に何かそれっぽいことを話すのでは「意味がない」と考えられ、「意味」を持たせる時間にするようお題(ALLIANCEがコミュニティ運営に役立つことを「逆にわたしがそれを教えていただけるような構成」)を下さったのだな、と改めて感謝しています。

そしてこのオフ会は、本の中に書かれていたこの言葉で終えました。

人生が与えてくれる圧倒的に最高の宝は、成すべき価値のある仕事に打ち込む機会である。(セオドア・ルーズベルト)

このオフ会、そしてコミュラボは、まさしくその「機会」であり、僕にとっては「意味」のある時間であると、これまた改めて思っています。ありがとうございました!

そしてオフ会のまとめは、当日プレゼンしてくれたなつみっくすのブログを!

(文責:辻貴之

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【The Community Lab. #コミュラボ】 コミュラボは、コミュニティが生まれる・動く「きっかけ」の場所です。関心の度合いに応じて①ゼミ、②ラボのラボ、③チアの三層構造となっています。その活動をおすそわけします。