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『つながっていいとも』木曜日 第19回 ガットアカデミー 代表 難波田靖さんによる「球道即人道」

オンライン配信「つながっていいとも」木曜日第19 回のまとめです。
今回は、第18回ゲスト 有限会社角心 代表取締役 角田直仁さんからご紹介いただいたガットアカデミー 代表 難波田靖さんによる「球道即人道」。今日は野球を通じた人の育ち方のお話を伺いました。

見逃した方は、こちらから!

「つながっていいとも」とは

今年の5月30日に、電子チケット会社「Peatix」主催で配信した24時間オンラインチャリティイベント『HELLO, NEW NORMAL」の中の1コーナーのスピンアウトです。

「オンラインでも出会える!話せる!つながれる!」をモットーに、「新しい時代のつながり方」を実践されている方をお招きし、18分間おしゃべりする企画です。

配信は、あの伝説の番組の名物コーナー同様、ゲストに次のゲストをご紹介いただいてシメ、となります。

MCは日替わり。火曜日はPeatix共同創業者・藤田祐司さん、水曜日はTokyo Work Design Weekオーガナイザー・横石崇さん、そして木曜日はコミュラボ幹事・辻貴之がモデレーターです。

「いいとも」木曜日 第19回ゲスト 難波田靖さんとは

1977年1月12日生
愛知県瀬戸市出身で、現在は名古屋市名東区在住。

小学3年から硬式野球「瀬戸リトルリーグ」で野球を始めました。ポジションはピッチャー。中学は部活で窯業部そして硬式野球クラブチーム「瀬戸リトルシニア」で野球を学び、中学3年時日本代表に選ばれて世界大会出場。
高校は大阪「PL学園高等学校」へ進学。

高校時代は、2学年上に「今岡誠」1学年上に「松井稼頭央」同級生に「サブロー(大村三郎)」1学年下に「福留孝介」「前田忠節」2学年下に「前川勝彦」「荒金久雄」などプロ野球で活躍した選手がおり、のちに大リーグで活躍する先輩や後輩を見て自分の実力の無さを痛感。

しかし野球への情熱が無くなることはなく、大学でも野球がしたいと思い、広島県の「福山大学」へ。1年生からメンバーに入り、大学3年時、中国六大学野球選抜メンバーに投手として選ばれ、アメリカ戦でも登板。大学卒業後も野球熱が覚めることなく、「佐川急便」へ野球で就職し天皇杯に出場。そして27歳で現役引退。

29歳、野球用品メーカー「ニシオカベースボール企画(ジームス)」に転職。
当時は社長と2人で、営業、商品開発、おもに、グラブやスパイクを全国の販売店に卸す。

その時、野球する子どもの人数が減り、子どもたち将来の夢「プロ野球選手」がランク外になっている事を知る。野球をやる子どもが少なくなり、廃部になるチームが全国で増えている。その原因の一つにとして考えられることが、指導者の問題。昔から続く、恐怖を与えて従わせる指導方法。自分は野球のおかげで、進学から就職までできた。なんとかしたい!

「球道即人道」そう思い、野球が嫌になった子の心をリセットする事、野球をやりたい!楽しい、野球が好きだ!と多くの子どもたちに思って欲しい!その想いから37歳で独立し、世界に通用する選手を育てる、子どもの為の運動塾「ガットアカデミー」を立ち上げ。

本当の「できた!」という感覚は、自分で考え失敗し、うまい子を観て真似して、そこから自分で成功を導き出して得られるもの。「ガットアカデミー」の理念は、教え過ぎず、ミスを怒らず、子どもの成長を見守る子どものために!

第18回ゲストの角田さんとは、2005年の愛知万博でご一緒されたそうです。
そんな難波田さんとのトーク、スタートです!

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難波田靖さんの自己紹介ー世界に通用する子供を育てたい!ー

愛知県岡崎市で「世界に通用する子供を育てる」ことを目標に「ガットアカデミー 」という運動塾を主宰

野球を始めたのは小学3年生で、友達に誘われたのがきっかけ。中学で日本代表として世界戦にも出た後、高校はPL学園へ。松井稼頭央、福留孝介らと野球をやった。高校で実力のなさを痛感したが、大学へも野球で進学した。六大学リーグの代表に選ばれアメリカ戦に出場後、就職も野球で進んだ。ここまで野球をを続けられた理由は、一つの目標に向かっていく喜びに惹かれたため。

子供たちと野球の関係に危機感

(大学卒業後、佐川急便を経て)野球器具メーカーに勤務し、子供の野球人口が減っていることに気づいた。自分たちが子供の頃の夢と言えば「プロ野球選手」だったが、今は「ユーチューバー」で野球はランク外。自分は野球で進学、就職とキャリアを積んできたので、野球に恩返ししたくて37歳で起業した。

ー子供たちが野球をしなくなった理由は?

野球が楽しくないから。その理由の一つは指導の仕方。怒られ、怒鳴られ、罵声を浴びせられるから。アメリカでは「日本で野球を教えているのはマフィアか?」と言われることもあるくらい。自分もそういうふうに指導されたが、だから野球人気が落ちたのでは?と思い、まずは「野球は楽しい!」と思ってもらえるようにしたいと考えた。

ーそのために今、実践している指導法は?

(自分が感じた)「野球をやっていて楽しかった」感覚を子供に伝えたい。楽しかったのは、みんなで一つの目標に向かう「チームプレイ」。ガットアカデミー に来る子は、すでに野球チームに入っている子供たち。野球もするけど、トランポリンを使ったジャンピングスロー、体育のマットで飛びながら回転して投げるなどのアクロバティックな動きをやる。そうすることで、運動神経や運動能力を上げている。

野球を楽しむには運動神経が大事。その運動神経を鍛えるには厳しさや、型に「はめる」指導は不要。目標は与えるが、その目標に向かう方法は、子供たちが自分たちで考えて、気づく環境を作っている。できた子はできない子に教えたり、できない子はできる子の真似をしたりしている。

ー子供たちの、入ってくる前と後の変化は?

入ってきた時は自信なさげ。それは、ずっと怒られていたから。その様子にご両親が心配になって連れてくる。アカデミーで楽しく野球をやり、笑顔になっていく。その笑顔がいい!やっていて良かったと思う。自信なさげだった子供たちが、自分はできると思えるようになる。怒られ続け自信が持てない子供が、簡単なことから始めてできるようになり、向上心が生まれていく。

ーできる、やりたくなる、楽しくなる、というステップ?

そうだと思う。できるようになると、もっとうまくなりたい、と思って自発的に努力するようになる。アカデミーを始めて6年目になり、すでに何百人も卒業した。自分で考えてやる力は、社会に出ても必要。言われたこと以上のことを考えられ、行動できる大人になってほしい。そのために口を出さず、考えるがままにやってもらいたいと考えている。

ーこれからやってみたいこと

子供達のなりたい職業として「野球選手」を再び1位にしたい。そのために、子供たちはもちろんだが、野球界の指導者を盛り上げていきたい。

第20回ゲスト 堀泰人さん

高校時代の同級生。野球チームを持っていて、今はYouTubeもやっている。高校時代からのつながり。

(堀さんも野球チームを持っているが、難波田さんの指導方法で通じる点はあるか?)「自分で考えてできる子になって欲しい」という思いは同じPL学園は自主練習がメイン。技術指導は特にないうまい先輩を真似したり、その技術を盗んだりしていた。その時の学び、感じを、今の子に会うようにアレンジして伝えている。

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MC後記

「野球に恩返し」…「野球のおかげ」でご自身が、高校、大学、就職とキャリアを積んでこられたのに、今やなりたい職業のランク外に。その理由の一つを「指導法」などが理由で「野球を楽しめない」ことと捉え、その解決策として37歳で起業に踏み切られました。その決断は、すごいの一言です。

「チームワークで一つの目標に向かう喜び」を味わえ、「自分で考えられる子供を育てたい」との思いで立ち上げた運動塾。来週のゲストの堀さんにも伺うと、お二人が通った「PL学園」の野球部にその源流があるようです。

「PL学園は自主練習がメイン。技術指導は特にない。うまい先輩を真似したり、その技術を盗んだりしていた」とのこと。来週は、そうしたことが今にいかに生かされているかなどもお伺いできればと思います。

ということで、難波田さん、ありがとうございました!来週のゲストの堀さん、よろしくお願いします!ということで、来週もみんな見てくれるかな??




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