本当に仲良い友達の条件/9ヶ月ぶりの在宅勤務/一人暮らしの夜にすること
僕の中で、本当に仲良い友達の条件は、"ただ一緒に散歩できるかどうか"だ。何かしらの目的がなくとも、ただ喋ったり喋らなかったりしながら散歩できる友達が、僕にとって本当に仲良い友達である。"目的がなくとも"の部分がとても大事だ。目的があると、その目的に沿った会話をすればいいし、お互いの関係性のネーミングに悩まなくていいから楽だ。僕には、小中高12年間同じ学校に通い、一緒に地元から東京に出てきた親友がいる。もうかれこれ18年の付き合いだ。彼とは2,3ヶ月に1度、ただ散歩するためだけに集まる。先週も品川で合流して、そこから天王洲アイル→芝浦→レインボーブリッジ→第三台場(お台場の海に浮かんでいる上陸できる島)→お台場、と約2万歩を歩いた。その間、僕らは仕事や恋愛、社会について語り合ったり、ただ黙って夕焼けに染まった空と東京湾を眺めたりした。東京湾には8隻ほどの屋形船が浮かんでおり、それらが夕焼けに負けぬオレンジを讃えていた。お台場の海浜公園で、子ども連れの2,3世帯が一緒にバーベキューをしていた。それを見ながら、将来お互いに子どもを授かったらああいうことしたいねと話したりした。彼に「今年の夏は何したい?」と聞かれ、「ただぼ〜っと星空を眺めたい」と答えた。すると彼が「奇遇だね、実は数年前から毎年1つずつキャンプ道具を集めているんだ。それを持って星を見に行こう」と楽しそうに言った。今年の夏もどうやら最高を更新しそうだ。
今日から9ヶ月ぶりに完全在宅勤務が始まった。期間は恐らく少なくとも2ヶ月ほどだろう。やはり家で働く等、僕には早かった。僕は9年間ほどインターネット中毒にかかっているため、一目がなく何も自分を律するものがない環境では、気づいたら平気で2,3時間はネットサーフィンをしてしまう。重症である。今はたまたま仕事が少ない期間だから家でだらだらしていても問題ないが、せっかく時間があるなら何か有意義なことに使いたい。なぜそう思うのかは分からない。義務教育で刷り込まれた価値観なのだろうか。明日からは近所の図書館に通おうと思う。そこでゆるく仕事をしたり、積読の山のいちパーツに成り下がっていた本達に目を通したりしたい。今関心がある分野は資本主義等、社会システムについてである。僕は僕個人の生活には満足しているが、社会への満足度はなんとなく高くないし、社会全体としてもその派閥は一定数いると感じている。その理由を探り、自分の信じられる社会システムを見つける、可能であれば理想的な社会システムを考案するところまでいきたい。暇な時間が、僕に考える時間を与え、その後数年分の貯金を作ってくれる。
一人暮らしの夜って何する?何もすることがない一人暮らし生活が続いて、早7年目になる。1年のうち60日くらいは読書やブログ等にどハマりすることがあるが、それ以外の300日くらいは基本的にYouTubeやAmazon Prime Videoを見ている。そこで見た動画、映画、ドラマの一部は人生でも大事な作品となっているが、その他の99%はおそらく2度と思い出すことはないだろう。やめたい、この過ごし方。社会人の皆さんは夜1人で何して過ごしているのだろう。おすすめの過ごし方があったら知りたいな。涼しい夜にランニングでもしようかしら。
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