【めくるめく】そうこうするうちに心が軽くなる話
日々の辛いことかなしいことは、人はなんども心のなかで反芻して、知らぬ間に強く記憶するようになってしまう。一方で、うれしいこと楽しいことはすぐに忘れる。それが毎日をしあわせから遠ざけている。
そういうことをなんどかきいたことがあります。
そのとおりだなあと思います。
わたしの毎日は、おもしろい楽しいことが必ずあるわけではないと思いますが、それでも note への投稿を始めて以来、努めて楽しいことを見つけて心にとどめておくことを意識するようになりました。
そうすると、ごく些細な楽しいことでも、記憶し思い出すと、それはそれで再び楽しい気分になります。
おそらく、そんな些細な楽しみは、意識して記憶しておこうと思わないと、その場ですぐにすっかり忘れてしまって、思い出してまた楽しむということは決して起こらなかったであろうと思います。
お仕事をしていると、どうしてもストレスが伴います。
なにがどうなって、これがああなって、んもうっ!なんでそんなことになるねん!!腹立つわー。
自分のストレスについてこれまでいろいろ分析をしてみたことがありますが、要するに心の余裕がないときにストレスって生じやすいように思います。因果が逆で、ストレスいっぱいだから心に余裕がなくなった、ということかもしれませんが。
そういうときは、note に書き残せる楽しいことを探してみます。
箸がコケた、くらいのことでも意識して探してみると、そのうちほんとに箸がコケたくらいのことでも笑えるようになります。
ネコがあくびしてた、くらいでも笑えます。
玄関に脱ぎっぱなしの靴の配置がなんか可笑しい、とか。
宅配のピンポンが鳴るまえになんか予感があった、すごい!とか。
そうこうするうちに心に少しだけストレスのいない領域ができてその分気持ちが楽になります。
末成映薫さんのギャグでも口走ってみよかな、という気分にもなります。
いんがすんがすん。