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アレクサは聞いている/テオレマ
それが、いきなりアマプラで「テオレマ」がお勧めされまして。
ええ?!
とか、びっくりしました。もちろん、アマプラでパゾリーニを検索したり、テオレマとか検索したことなんて一度もありません。
さてはAmazon……。
そういえば、先だってEUの委員会が、Amazonのアイロボット買収を認めなかった。ってニュースがありましたけど。
そりゃそうよね。とかつくづく思いました。
だって、顧客の家の様子が、ルンバで丸わかりになるんだもん。そもそも近頃のルンバはずっとネットにつながってるみたいですしね。
Amazonもほどほどにしないと、ただただ顧客に不気味がられるだけだと思います。
そんなわけで、超不審に思った「テオレマ」ですが。
結局、見直しましたよ(笑)
なんせ、見たのは相当昔だったから、記憶も曖昧でした。どんなストーリーだったか全然思い出せない。と思ってましたけど、当然でした!(笑)
やっぱりストーリーらしきストーリーはほとんどなかったです。オープニングの記者会見の場面は何となく記憶があって、あとシルバーナ・マンガーノが通りすがりの男の子たちを拾っていく、ってのもちょっと記憶にありました。あとは記憶通り、非常に淡々とした映画でした。
この映画を観る前に色々と高校生だった私が考えたこの映画のストーリーのほうがよっぽど衝撃的でした(そっちは何となく覚えてる(笑))それに、美青年役のテレンス・スタンプのパンツが超ダサい!!
あれ。グンゼのお父さん用パンツみたい。1960年代だからしょうがないのか。
以前にウオン・カーウァイの「ブエノスアイレス」って映画を観た時も、レスリー・チャンとトニー・レオンのパンツに絶望を感じたんですけど、それを思い出しました。
それにしても、意外と家族のお父さんの出番が少なかったです。お父さんよりマンガーノって感じでした。
マンガーノは一家のお母さんですけど、通りすがりの男の子たちを次から次から拾っては…っていうのって、パゾリーニ自身のことだよだなあ。とか思いました。
パゾリーニが、少年に殺害されたって言うのは有名な話ですけど、ネットで見ると「男娼」だった少年。ってなってました。
私が当時読んだのは確か「ソドムの市に出演した俳優の少年」だったはずなんですけど。
んん?
まあ、「男娼」であり「俳優」(エキストラ?)ってこともありうる。とは思いますが。
イメージでいくと、昨今よく問題になる「地位を利用したハラスメント」ってずっと思っていました。
懐かしいと言えば懐かしかったけど、なんだか色々とモヤっとするアマプラお勧めの映画でした。
追記
わかりにくかったと思いますけど、おそらくYouTube見るのにAmazonFire TV使ってるせいだと思います…。PSでYouTube見てるときはそんなことなかったので。