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LOVE,ヴィクター
ディズニープラスにあるテレビドラマシリーズです。元々Huluのドラマみたいなので、たぶんHuluでも見れると思います。
なんとなく、タイトル画の男の子のビジュアルがあんまり好みじゃない感じだったので今まで見てませんでした。がっ。
実際にドラマを見てみると彼、もぅのすご~~~くキュートなんです。
えええええ!?
みたいな。(大げさ(笑))
いやいや、最初は「フーン」とか思って見てたんですけど、途中から何となく黒目勝ちなところとか、エキゾチックなあたりとか、とても魅力的になってきました。
第一シーズンの終わりあたりで、もう、「もちまる日記」か「ラブ・ビクター」か、みたいな感じに(どういうたとえなのか)
満を持して第二シーズンを見たんですけど、そしたら「ん?」とかなって。
どうやら、第一シーズンと第二シーズンとの間に期間があって、その間にちょっとビクターさんが成長したっぽいです。
ちとおっさんぽくなってました。美少年の時間は短い。
そういうわけで、第一シーズンはマジにお勧めです(どういう)
基本は「LOVEサイモン」のスピンオフらしいです。「LOVEサイモン」っていうのは、サイモンって普通の高校生の男の子が、色々あってLGBTをカムアウトして、カムアウトしてからも色々ある。っていう青春ドラマです。
「LOVEサイモン」はずっと以前に見たんですが、とても良い映画でした。マジで中学とか高校のLGBTの教材にしてもいいんじゃないかとか思うくらい普通に良作です。
そのサイモンがその高校から卒業して何年か経ったところで、そこにビクターが転校してきます。もはや白人の世界ではそこそこゲイが認められてようでしたし、実際に高校では普通にカムアウトしてる子とかもいます。
ただ家がカトリックでスパニッシュ系のビクターさんちは、相変わらず「とてもじゃないけど、カムアウトできるような状態じゃない」のです。
それに、ビクター自身もほんとうにゲイなのかどうなのかあやふやです。
というようなお話。
第一シーズンは、ティーンズらしい思春期の揺らぎのお話で、とても良いお話です。第二シーズンは、カムアウトを受けたカトリックの両親の悩みのお話が中心で、若干大人向けになっていました。
第三シーズンは…。
急に「日本語吹き替え」がなくなっててびっくりでした。まあ、ビクターさんのボーイフレンド役の人の声が、高校生にしては渋すぎておっさん臭すぎると思ってたので別に良いといえばいいんですが。(ちなみに、その本人の声はちゃんと高校生らしい声でした)
でも途中から、第三シーズンが何でまた日本語吹き替えがないのか何となくわかりました。ビクターが…。なんていいますか「カジュアルセックス」の相手を見つけたり、出会い系アプリ使ったりする話になっているんです。
うううむ。
まあ、確かにゲイの最終形(?)はこうなっちゃう感じはわからないでもないですけど。ちょっと切なかったです。
確かに、彼が相手を探すのにはマイノリティなので苦労もするだろうし、そもそも近くに居たとしても、カムアウトしてないことも多いのだから無理もありません。
いくらアメリカでも、ホントのところはゲイはそれほど「カジュアル」じゃない。ってところでしょうか。
それにしても、途中で思ったんですけど。近頃アメリカあたりじゃ「ゲイの役者がゲイを演じなければいけない」とかいう流れになってるらしいじゃないですか。
こういうティーンの役者さんの場合もそうなんでしょうか?
それって、色んな意味でちょっときついんじゃ?
とか思ったりしました。
ウィキで調べてみると、主演のマイケル・チミノ君(普通に「ディアハンター」かと思いました)は、別にゲイじゃないそうです。
これを演じたときは19歳だったらしいので、もう高校は卒業してたみたいですけど、現役高校性だったらきついんじゃないかな。とか思いました。
ちなみに、マイケル君の直近のビジュアルは、ものすごくカッコ良くなってました。でも他には日本で見れるドラマはなさそうなので残念です。