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fuckin oasis【33】

オアシス(1994)が出てきた時はほんと鳴り物入りだったのを覚えている。僕は「宝島」の読者でもあり「ロキノン」も「DOLL」も購読していた時代。

余りにも鳴り物入り過ぎて最初聞いた時一聴してなんか普通だなーと思って余り聞かなかった。まあブラー「Parklife 」(1994)やニルバーナ「NEVERMIND」(1991)、ライド「Nowhere」 (1990)にティーンエイジファンクラブ「Thirteen 」(1993年)、ストーン・ローゼズ「The Stone Roses 」(1989)レディオヘッド「Pablo Honey 」(1993)もこの頃か?とにかく聴かなくちゃいけない(こともないが)ニューカマーなバンドが沢山いたのでスルーしていた。

そして数年が経ちサマソニ大阪(2005)にあのThe La'sが来るってんで生「There She goes」 (1990)を聴かねば!と参戦。そこにオアシスも来ていてもちろんヘッドライナー。一番大きなステージの大トリが出番だった。確かアジカンが同じステージで出ていて喉の調子が悪かったのか思ったよりなんかパンチ無いなーと思いながら観ていて一緒に行った友人に「このまま陣取っていないとオアシスが見れないよー」と言われたけど同時刻に別のステージでThe La'sが出ていたのでそっちを観に行った。そして生「There She goes」も聴けてホクホク顔でまだ大盛り上がりのオアシスのステージに行ってみた。するとあんまり聴いてこなかったがその時知っている曲をやっていて(多分Don't Look Back In Anger)大盛り上がりの途中。なぜか一緒に盛り上がっていた。

今思えば楽曲もいいがやっぱりギャラガー兄弟のスタイルがロックだったんだなーと。やっぱりロックスターなるものこうでなきゃね。いや「こうでなきゃ」ってのがなく型破りなのがロックスターなのかも?

永遠の不良の音楽であってほしいなロックンロールは。fuckin oasis

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