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【棚卸し】マネージャーは面白い②向いていないスポーツを始める
これは、自己理解がうっすい私が、過去を振り返り、人生を棚卸ししながら、自己理解を深める、私の、私による「棚卸しマガジン」です。
私は高3の3月まで大学が決まりませんでした。
焦った私は、泣きながら2週間で4000年分の世界史を勉強し直すという狂気に出ました。
おかげで後期ギリギリ合格でした。
立浪も驚く、炎のヘッドスライディング合格で入学した私は、人生を変えるスポーツに出会いました。
それがアルティメットでした。
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「大学から始めても日本代表になれる」
勧誘活動に使うビラ裏面にはそう書かれていました。
特に秀でた運動能力はないものの、スポーツやオリンピックが大好きだった私にとっては、心躍る謳い文句でした。
そして、すぐ体験入部に行きました。
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宝物すぎて、ラミネートして保管してあります。
1.向いていないスポーツだとわかる
大抵の人の入部の理由は、
「体験入部でフリスビーを投げてみて、楽しかったから」だと思います。
でも、私は違いました。
私はわかっていたのです。
楽しいけど、絶対このスポーツは、私に向いてない!!
あれほど確信をもってそう感じたことは、他になかったかもしれません。
理由は2つあります。
①動きっぱなし、走りっぱなしのスポーツが苦手すぎる
②フリーで動くスポーツの戦術が全く理解できない
ご説明します。
①動きっぱなし、走りっぱなしのスポーツが苦手すぎる
私はスラムダンクに感化されて、簡単に中学時代バスケ部に入った人間です。しかし、体力がなく、ラントレに全くついていけませんでした。
毎日、全員で一番最初に走る軽いジョグにもついていけず、みんながボールを触る練習に移っても、ラントレのノルマが達成できずに、一人でコート外をフラフラ走ってました。
ビッグジュンよりも酷かった。
だから、もう走りっぱなしのスポーツはやりたくなかった。
アルティメットは、走るスポーツです。体験しただけでそれを感じたので、自分には向いていないなと、すぐ判断がつきました。
②フリーで動くスポーツの戦術が全く理解できない
サッカーやバスケのような、選手が縦横無尽に動くスポーツは、上から見るような、俯瞰してコート内を見る力が必要です。
なおかつ、そこに無数の戦術や、咄嗟の判断でパスを出したり、ディフェンスをするという能力が必要です。
私には、それが全くできなかった。
お察しの通り、バスケ部なのに、実は戦術はさっぱりでした。
フォーメーションの練習は、常にパニック状態でした。
必死に、前の人の動きを見て、同じようにやろうとするのですが、コートに入ってみると、最初の動き出しすらわからない。
サインプレーも覚えられない。
選手としては、致命的なことでした。
アルティメットも、サッカーやバスケの要素が強いスポーツでした。
はっきり言うと、自分がやれる自信はありませんでした。
2.それでも入部した理由
じゃあ、そんなところまで分かっていて、なぜ入部したのか。
先輩たちがめちゃくちゃいい顔をしていたんです。
これはもう、今まで培ってきた直感としか、言えませんが、
この人たちについて行けば、すごい世界が見られるかもしれない。
そう思ったのです。
現に、先輩たちは個性派揃いで、面白い人たちでした。
そして、今までに会ったことないくらい、明るく、いい表情、いい目をしていました。
衝撃でした。
こんな表情をする人たちがいるんだ!と。
その直感だけを頼りに、私は、自分に全く向いていないスポーツの世界に飛び込みました。
結果から言うと、その直感は当たっていました。
先輩たちは、その年、インカレで初優勝をし、私は入部から4か月後に、最高の瞬間に立ち会いました。
3.向いてないと気付きつつ…
1年生にしては、贅沢すぎる経験をいくつかさせてもらって、私も頑張ろうと練習も必死にやっていました。
でも、1年生同士で話す、プレーの話すらも、徐々に分からなくなっていきました。
それでも必死に練習に食らいついていました。
いつかはきっと、うまくなる!
いかなる場所でも、一生懸命が信条だった私は、先輩たちに憧れ、人一倍チームへの貢献を夢見ていました。
そして、その想いだけは、先輩たちに認められていました。
そんな中、2年生になって、私はトラブルに遭うことになります。
必死で練習に励む私。常にやる気だけは十分だったが、そのやる気が裏目に出る事件が!!マネージャーをやるきっかけは、ここにあった!
次回、「マネージャーは面白い③ターニングポイントはここだった」!!!
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