ああはなれない、でも憧れるという時に
「どんな時でも機嫌がいいって難しいですよね」
僕の文章を読んでくれていて、先日書いた事への反応がありました。
反応があるのは素直に嬉しいです。
ちなみにこの記事。
どんな時でも機嫌がいいってのは難しい。
僕もそんな人がいいなと書きながら、自分では出来ていません。
ただ、お客さんはそれに気づかなくて。
「毎日働いてるのに、いつも同じような雰囲気なのは凄い。」
たまに褒められます。
ええ、自慢です。
ただ、これが出来るのは仕事だから。
仕事だから話せるし、相手の事を考えられるし、自分を犠牲にも出来る。
当たり前なんです、仕事なので。
それが分かってるから、憧れというか尊敬をするんです。
日常、いつも機嫌が良い人に。
こんな人になれたらなと。
自分の気持ち一つで相手の印象を変えられる。
これほどお得な事はない。
お金がかからずに出来る事だから。
僕は何でも損得勘定をして、論理的に行動出来るはずなのに、これだけは出来ない。
それほど難しいという事にしておこう。
でも、今まで出会ってきた人の中で、常に機嫌がいいなというか、ポジティブな空気にしてくれる人は一握りもいなかった。
誰もがムラがあり、何かに影響を受け、自分の事しか考えられない時がある。
希少なのだ、機嫌がいい人は。
だから価値があるんだろう。
それを知ってるから、仕事の時はなるべく同じ雰囲気でいるように心がけています。
相手は選ぶけど。
というか、相手によって変えるようにしている。
だから、「いつも元気ですね」と言う人もいれば、「また何かあったんですか?」と、心配してくれる人がいる。
相手目線だと一貫していて、僕目線だと一貫していない。
それは、お客さんの事を知っているから。
僕が元気なのを喜んでくれる人もいれば、難しい顔をしてるほうが喜んでくれる人がいる。
仕事の時ぐらいは、相手の事を考えて行動が出来るようになりたい。
そんな事を考えたら、自然とこんな接客をするようになりました。
どうしたら喜んでくれるかを考えた結果です。
ああはなれない、でも憧れる。
こんな事って誰しもがあると思うんです。
じゃあどうするか。
部分的なら真似する事が出来るんじゃないか。
仕事だったら出来るんじゃないか。
特定の人にはそう思わせる事が出来るんじゃないか。
諦めるのが一番簡単なんだけど、それをするといつまでも成長はしない。
そんな自分を許せるかどうかで人は変わっていく気がする。
歳を重ねていてもダメな人は、どこかで諦めたんだろうな。
そう思えば思うほど、諦めてる場合ではないと思うのでした。