【だいすきなドラマシリーズ①】

こんにちは！
今日は涼しくて心地の良い風が吹いていますね。
もうすぐ梅雨入りでしょうか。
雨が激しければ激しいほどに夏の暑さが比例してついてくるのではないかと
ビクビクしています。
暑いの苦手です😭

今日は、大好きなドラマを紹介したいなと思います。
その名も・・・
「いちばんすきな花」🌸🌺🌹🏵
昨年の秋に放送されていたドラマです。
本当に本当に優しいドラマで大好きです😌

いちばんすきな花のあらすじ

昔から「二人組」を作るのが苦手な
潮ゆくえ　春木椿　深雪夜々　佐藤紅葉
の四人のクアトロ主演ドラマ。

✤塾の講師をしている　潮ゆくえ　は昔からがんばりやさん。
「勉強のできる優等生」のキャラでいた。
友達と同じ男の子を好きにならない。相手にたいして気を使う。
どこか生きづらさを感じていた。

✤出版社で働く　春木椿　は「いい人」という評価をされている。
本当はたくさん喋りたいし変なことを言ってしまう。
婚約者を彼女の男友達に取られてしまった。
彼がしていたことは「好かれる努力をする」のではなく
「嫌われないために努力する」ことであった。

✤美容師の　深雪夜々　はとにかく顔が可愛い。
あまりの可愛さにまわりの人に妬まれたり悩みを相談してもどこかで変換されてしまう。
「女の子だから」という育てられ方をしており女らしさを嫌う。
男性からはモテて女性からは妬まれる。嫌でもみんなに注目されてしまう。

✤イラストレーターの　佐藤紅葉　はみんなの「都合の」いい人にはなれるけど誰一人として正面から向き合えなかった。
クラスメイトや知り合いはたくさんいるけど「友達」はいなかった。

このドラマの魅力

いっぱいいっぱいあります！
だけど、正直にいうと刺さる人と刺さらない人の差があるドラマです。
分かる人にはわかるけど「はて？😅」という人もいるのでは。
「昔、二人組を作れなかった」
「なんとなく生きづらい」
そんな人にはグッサグッサ刺さる。
だけど、そんな古傷をちゃんと癒やしてくれるのでご安心を。

本当に名言のオンパレードでどこをとっても全部全部
日めくりカレンダーにしたいくらいなのですが
その中でも最も泣いてしまった。
涙が止まらなかった言葉を紹介したいなと思います。

お腹いたいときに

「椿さんって、死にたいなってときに誰かに言えます？死にたいなっていうかお腹痛いみたいなことです。お腹痛いときに、『今自分はお腹いたいんだ』って言える人がいなくて。一人で薬局行って薬買って、飲んで、寝て、痛くなくなるの待つだけっていうそういう感じで。お腹痛いの人に言ったって治んないし。だから、別にって思ってたんです。ずっと」
（紅葉のセリフ）
「お腹痛いとき　お腹痛いって言っても　治んないけど　
痛いのは変わんないないけど　紅葉くんはお腹痛いんだって
分かってたいひとはいて、わかってる人がいると
ちょっとだけマシみたいなことはあるから。」
（椿のセリフ）
第五話より

😭😭😭
このセリフを聞いた瞬間、私は思いっきり泣きました。
メガネを外して、ハンカチが絞れるんじゃないかと思うほどに。
（本当です。目がパンパンに腫れていました）
もう、自分そのまんまで…

お腹痛い＝腹痛ではない

「お腹痛いって」
腹痛とか胃痛じゃないんですよ。
「辛い」「くるしい」「しんどい」「無理」「わかってほしい」「さみしい」「死にたい」「助けてほしい」
それらすべての代名詞が「お腹痛い」なんです。
私達は果たして
「辛い」「くるしい」「しんどい」「無理」「わかってほしい」「さみしい」「死にたい」「助けてほしい」
の感情を一体誰に打ち明けることができるでしょうか。
嬉しいことや、おめでたいことがあったときは気軽に人に言えるし、SNSにもアップできますよね。
だけど、自分にとって大切な感情は一体誰に言ったら良いのでしょう。
信用できない人に打ち明けてしまうと、つけ込まれて利用されてしまったり・・
そういう感情を伝えられる相手ってとても大切ですよね。
物語の中の紅葉くんはお腹痛いという気持ちをちゃんと椿さんに伝えることができた。
それは、紅葉くんが椿さんにちゃんと心を許せているからで。
そんな相手が自分の人生にいてくれるってものすごい幸せなことだと思うのです。
私も、「目に見えない自分の気持ちや心の傷なんか誰にも分かるはずがない」と思っていました。
だけどこの言葉に触れて思い出しました。
ちゃんと、言える人いたじゃん。と。
悲しいときに優しい言葉をかけてくれた友人。
辛くて泣いているときにずっとそばにいて抱きしめていてくれた人。
そして今、自分の辛い気持ちをわかってほしいと思える人がいること。
自分の気持ちをわかってほしいと思える人。
この人に自分のしんどい状況を知っていて欲しい人。
こういう人がいたら絶対に大切にしないといけないなと思いました。

椿さん…😭

紅葉くんの涙ながらの吐露にたいして
とてもとてもやさしい声で答えた椿さん。
もう、このシーン何回も見ていて何回も泣いています。
「紅葉くんは今お腹痛いんだって分かってたい人はいて」
たいせつなことなのでもういちど
分かってたい人はいて
もうね、分かってたい人で号泣でした。
ここで涙腺決壊。
他人の気持ちなんか目に見えない。
もちろん自分にもわからない。
でも、分かりたい。
自分にたいしてそう思ってくれている人がいてくれるだけでもう充分だって思えるのです。
「辛い」「くるしい」「しんどい」「無理」「わかってほしい」「さみしい」「死にたい」「助けてほしい」
その気持ちって膿んでくると人を潰してしまうものだと私は思うのです。
でも、その気持ちを掬ってくれる人がいる。
自分にはちゃんと味方がいる。
仕事やいろんなことでどんなにしんどいことがあっても自分にはこの人がいるから。絶対的な味方がいるから大丈夫！！
その「こころのお守り」ってきっとこれからも自分のことを守っていくのだと思います。
自分の周りにいてくれるそんな人をたいせつにしたいし、自分もそうでありたいなって思います🌼