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could と was able toの使い分け方は?
Q:couldとwas able toの使い分けについて、教えてください。「探していたファイルが見つかった」というときは、どちらの表現を使うのが自然ですか?
couldとwas able to, 日本語にするとどちらも「〜ができた」となってしまいニュアンスの違いに迷うところですね。こちらのnoteで解説していきます。
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◾️ could
couldは、助動詞canの過去形ですね。
canは、「潜在」というコアを持っているので、実際にできるかどうかは関係なく、能力や可能性を秘めていることに言及します。その過去形であるcouldは、過去の出来事について話すときは「可能性を持っていた」という意味になってしまい、実際にうまくいかなかったことを暗に意味してしまいます。
・we could have made friends if we were in a different situation.
(違う状況だったら友達になれたのに)
・I could have taken the train.
(あの電車に乗れたのに)
◾️ was able to
一方で”be able to”は、実際の状況としてできていることを示しますので、何の含みもなく、事実としてできることを伝えます。これは過去形についても同様です。
・I was able to get the train.
(電車に乗れた)
・The company was able to employ 10 new hires.
(その会社は新人を10名採用できた)
以下の例文で、could と was able toの意味の対比を確認しましょう。
・I could get the train if I left earlier, but I wasn’t able to.
(早めに出ていれば電車に間に合ったかもしれないが、できなかった)
・The boxer is very strong and everybody thought he could win the match, but he wasn’t able to.
(あのボクサーはとても強くてみんな彼が試合に勝てると思っていたが、[実際は]ダメだった。)
ということで、「ファイルを見つけられた」という事実は、I was able to find the files.というのが適切です。
noteをお読みの皆様も、ご質問ありましたらコメントで教えてくださいね。
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