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『味噌らーめん』が大好きで採点が甘くなりがちな件
子供の頃からラーメンが好きなもので、Facebookでもこの noteブログでも再三再四ラーメンのことを書いておりますが、またその続きを…
ネットで『好きなラーメンの味ランキング』みたいな特集が散見されます。
スープの種類別の人気ランキングですが、出処によってバラバラで『醤油味』が一番の調査もあれば『豚骨』が一番の調査もよく見受けます。
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昭和の時代ならば、『醤油と味噌と塩、どれが一番好き?』という選択肢で事足りたかと思います。家庭ではまさに『サッポロ一番!』の袋麺が定番だった頃、同ブランドでも醤油、味噌、塩で皆それぞれお気に入りが決まっていたものです。
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平成になって『博多とんこつラーメン』が全国区となります。『一風堂』や『一蘭』という有名店が知れ渡るのはずっと後のことで、まずは『長浜』や『久留米』といった地名から拡がりました。
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袋麺でいえば、ハウス食品さん(明星さんと書いていましたがご指摘あり訂正します)の『うまかっちゃん』が火付け役だったかと思います。
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その後、21世紀に入ってからは、丸鶏を煮詰めた『鶏白湯系』と、煮干し等を中心とした『魚介系』が登場。魚介系はその後、煮干しの他に『海老系』・『貝出汁系』・『鯛出汁系』と多岐に亘っていきます。
加えて、ラーメンの競合として『ちゃんぽん』や『タンメン』に始まり、『担担麺』や『つけ麺』・『混ぜそば・油そば』とジャンルが矢鱈と増えていきました…
さらに、スープの味のほかに『二郎系』や『家系』など、チェーン軸とその派生流派をベースとした分類も加わり、『どんなラーメンが好き?』という問いへの回答の選択肢は大きく拡がっています。
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そんななかで、筆者の好みはもう50年来、『味噌らーめん』です。
表記は『味噌ラーメン』でもよいのですが、どうせなら敢えて『味噌らーめん』。
ただ、私がSNSで挙げてきたラーメンでは、味噌らーめんは意外と少ない。その理由としては、『味噌らーめん』の美味しい店、あるいは『味噌らーめん専門店』がそんなに多くないということがあります。
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出店する側に立てば、厨房が広く確保できてオペレーションさえ無理がなければ、しょうゆ・味噌・塩の3種類、或いはそれに加えてとんこつスープというメニュー展開をしたいところ。
ただ実際には、スープの種類を増やせば増やすほどオペレーションは繁雑になるし、店の『売り』も絞り切れないので、結果的に『しょうゆラーメン』一本で押すか、同じスープに味噌玉を溶いて『味噌らーめん』も選べるようにするか(50円増しが多い…)、そのくらいの店が多いわけで。
『味噌らーめん一本で勝負しよう!』というのは、『今さら感』もあってなかなか見当たらないというか…
だから、ここ数年の『意識高い系(ニューウェイブ系)』によく見られる『鶏白湯専門店』とか『貝出汁専門店』なんかは、相当の研究と修行を積んで満を持して開業される店が多いというのも特徴の一つだったりします。
さてそんな味噌らーめんの名店といえば、札幌と東京をはじめその他の各府県それぞれに有名店があるのでしょうが、全国を制覇したチェーンでいえば、『麺場 田所商店』が挙げられるかと思います。味で制覇!というよりも、ビジネスモデルとしてですが。日経新聞なんかで、ラーメン店の宣伝というよりもFC募集広告をよく目にしますね。
これくらい攻めていかないと、『味噌らーめん専門店』というカテゴリーは潰しが効かないだけに、ある程度のリスクがありそうです。
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ところで何度も書いていますとおり、筆者は若い頃には年間約70杯、最近でも年間50杯のラーメンを食するラーメン好きオヤジではありますが、還暦を目前に控えた心境の変化もあって、どうせ食べるなら美味しいラーメンを!との想いが強くなってきました。
具体的には、『食べログ』で 3.50点以上のラーメン店に絞り込んでいく(食べログポイントの不透明さ云々についてはここでは論じないことにします…)という自主規制を設けました。
幸いにも、昨春から勤務している大阪ミナミ地区は高得点ラーメン店の密集エリアでもあり、1年半を経てまだまだ攻略しきれていません。
ただし、3.50点未満の店には絶対に訪問しないかというとそうでもなく、開店から間がなくて評価の定まっていない店や、『味噌らーめん専門店』を掲げる個店には、食べログポイントに関わらず積極的に訪問し、試してみるようにしています。
つい先日、まさにそんな店を通り掛かりに見つけてしまい、迷わず入店しました。
大阪は天神橋筋6丁目駅から徒歩圏にあります『味噌RAMEN 凸』さん。
ほんの2ヶ月前(’24/6/6)に開業されたばかりのお店で、食べログポイントは現在3.18(訪店時は確か3.16)。店名がちょっとアレなのと(苦笑)、3.50以上に絞り込み!の自主ルールには反しますが、新店かつ味噌らーめん専門!に惹かれて入ったところ、これが大当たり!
スタンダードメニューの味噌らーめん(900円)に50円増しで2種類のフレーバーを選べるのですが、1つが『焦がしニンニク味噌ラーメン』で、もう1つが『生山椒味噌らーめん』(各950円)。前者にはフライドガーリックチップが山盛り、後者にはグリーンの生山椒がたっぷりトッピングされます。
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特に山椒が好物というわけでもありませんが、『焦がしニンニク』は珍しさも目新しさもないので、後者の『生山椒』味噌らーめんに挑戦しました。
食べ始めは山椒が足りないかなぁと思っていましたが、後半は適度な『痺れ』が口中に広がります。ホンキで『痺れ』を追求する人には物足らないかもしれませんが、味噌とのバランスが良く、『美味しい味噌らーめん』として絶妙の痺れ加減かと思います。
開店したばかりできれいな店内。気さくな店主とスタッフ。
これから評価が定着すれば、近いうちに食べログ 3.50以上を狙っていけるお店と見受けました。
楽しみです!
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※トップ画像は筆者が50年来お気に入りの大阪『古潭』さん味噌味
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