『禁酒禁煙完全会員制個室焼肉』を謳う『三代目脇彦商店 名古屋別邸』が面白い件
金曜日は酒とグルメのお話し。
先日、ももい陽子先生をお連れしたお店が、『三代目 脇彦商店 名古屋別邸』。
その前に、『会員制禁酒禁煙完全個室焼肉店』という肩書がつきます。
もうその時点で、ツッコミどころ満載です。
『別邸』とありますが、『本館』は大阪市福島区(北新地のちょっと西)にあります。
そして、『禁酒禁煙』
今ドキはテーブルで喫煙可能な居酒屋を探す方が難しいくらいですが。
ぶっちゃけ、焼肉ってビールとセットで成立するような料理であって、脂っぽいカルビを味噌ダレで頬張った直後にはビールで流し込むのが醍醐味だと理解しています。
ビールが苦手な私でも、レモンサワーやハイボールが進みます。
そこを、敢えての禁酒宣言。
昨今、『敢えて酒を飲まない食事』を楽しむべく『ソバーキュリアン』というスタイルも流行りつつありますが、焼肉店としてそれをやるのは面白いですね。
ウーロン茶もしくはジャスミン茶(択一)は飲み放題で提供されますので、のどの渇きは大丈夫です。
そして、『会員制』。
このお店の会員になる為には、既に会員になっている誰かに連れて来てもらう必要があります。
会員に同伴して食事をすると、その場で会員カードが手渡される仕組みです。
個人情報を登録する必要はなく、また入会や継続に際しての会費も不要。
実は、本店・別邸それぞれ開店時期に来店客に会員カードを配布していますし、その後もキャンペーン期間を区切っては、来店客全員にカードを配っています。
今でも非会員でなくても普通に予約はできるわけです。
つまり、一見さんでも予約して食事すれば、その時点で会員に!
それを知ってしまえば『なんそれ?』という感じではありますが、やはり、『会員制』を謳うお店の会員カードを持っているのはなかなか満足度が高い!
肝心の食レポの紙幅がなくなってきました。
メニューは、@7,000円・@9,000円・@11,000円の3種で、それぞれに焼肉コースと創作料理コース。
焼肉コースと創作料理コースは前菜から最後のデザートまで殆ど同じで、途中の肉料理が少し違う。
最初の焼肉は、『玉手箱』で登場します。
桐箱の蓋をオープンすると同時にドライアイスのスモークが生肉を演出するので、動画撮影チャンス!
お肉はどれも上質な黒毛和牛(上位コースだと松阪牛)。
ご飯もキムチも絶品で、今回も美味しくいただきました!
名古屋駅新幹線口から北東へ徒歩3分。
飲めないお客様のご接待に、是非!