『終戦記念日』に自身の余命を考える件
月曜日はキャリアについてあれこれ語る日…
今日8/15(月)は、77回目の終戦記念日。
誰に教えられるでもなく、新聞やネットニュースで特集が組まれ、否が応でも気付かされます。
実は偶々ですが、一昨日に Amazon Prime Videoで『永遠の0』(2014年・岡田准一主演)を観ました。
終戦記念日が近いので戦争映画でも、という理由ではありません。
現在、勉強しているプロティアンキャリアの入門過程で、前期の先輩がたの課題が出光興産株式会社をテーマにしており、敬愛する先輩であるハーレー君こと原田さんの提出作品の中で『海賊とよばれた男』(2016年・岡田准一主演)が紹介されていました。
実は6年前にその映画を観る機会を逸しており、Amazon Prime Videoで探して鑑賞したのですが、その後、岡田准一繋がりでAmazonから矢鱈と『永遠の0』がお薦めされてくるので、根負けして?『永遠の0』も鑑賞してみた次第です。
もともと、京阪電車沿線で育った者として、『ひらかたパーク』の園長を務め続ける岡田准一氏を評価していたこともあり、その代表2作を通して、やはり彼の演技の確かさを再認識できました。
邦画の戦争映画で欠かせないのが、神風特攻隊の逸話。
それは、『連合艦隊』(1981年・テーマ曲;谷村新司)であっても『男たちの大和』(2005年・テーマ曲;長渕剛)であっても同様ですが、どうしても少年兵士の特攻シーンには涙腺が緩んでしまいます。
27歳まで京都に生まれ育って、それほど戦争について身近に感じないままに生きてきた私ですが、実は27歳以降の転勤生活の中で、広島市に7年間と長崎市に1年間、住んだことがあります。
偶然にも双方に平和記念公園があり、特に広島市在住の時は長女が中学生~高校生、長男が小学生でしたので、2人はそれなりの平和教育を受ける機会がありました。
広島市の小中学校では、夏休み中の8月6日は『原爆の日(平和の日)』として全校登校日であり、朝8時15分から黙祷することが学校行事となっていました。
京都の中学校に進学した長男は、中学生として最初の夏休みに8月6日が登校日ではない事を知って、驚いていたようです。
やはり、平和教育は子供の頃から学校でしっかり聴いておく必要を感じます。
さて、キャリアの話しでした。
織田信長が唱えた『人生50年』(諸説あり)は戦国時代のお話し。
今やリンダ・グラットンが提唱したとおり、『人生100年時代』です。
世界中の人々、中でも我が国・日本の人々の平均余命・平均寿命・健康寿命のいずれもが、年々順調に伸び続けています。
ところが最新のデータでは、一昨年からのコロナ禍の影響で、日本人の平均寿命が10年振りに短くなったとのことです。
アメリカでは、なんと1.8歳も短くなったとか。
コロナ禍だけでなく、ウクライナ情勢を考えると世界での平均寿命も、多少は短くなっているのかもしれません。
誰しもが、せめて平均寿命よりは長生きしたいと熱望していますが、誤解されがちなのが、平均寿命の定義です。
厚労省が公表する平均寿命の定義は、『各年における0歳児の平均余命』です。従って、2021年の男性平均寿命が81.47歳だからといって、我々が平均81歳まで生きられるワケではない。去年出生した赤ん坊にとって、推定される平均寿命が81歳ということ。
因みに1965年当時は、0歳男児の平均余命は67.74歳!
私の周囲では、『100歳まで生きる!』と公言している人が実際に数名いらっしゃいます。
私自身は、どうだろう?
90歳でいいかな。いや、100歳を祝って欲しいかな。
大事なことは、ピンピンコロリ!
杖は使っても車椅子は使わない、入れ歯は使っても流動食の世話にはならない。紙パンツは使っても他人の手は煩わせない…
松山千春がいつも言ってます。
『自分の最期の日は、笑顔で爽やかに、お世話になった人たちに手を振りながらお別れしたい。ありがとう、いい人生でした。皆さんお元気で、さようなら!(笑)』
理想です。
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