【欲しい音は作品のために】4スタンス理論セミナーin新潟 Vol.6の記録と私の経験
2022年5月14日(土)・15日(日)
ご参加いただいた皆さま、いつも生き生きと新潟へお越しくださる泉谷先生のお陰で今回も終了しました🙇♀️
理想の音に近づくために…タイプは関係ない
今回のセミナーも、体現したい音楽・迫りたい作曲家の意図のために、「自分にはできない」の理由を無くし、
どのタイプの方でも出したい音が出せる!と可能性を引き出してくれるお話しでした。
セミナーを始めて約1年半になりますが、足繁く通われてご自身の理想に急速に近づく方(タイプはそのための足がかりに過ぎない)、
1年練習しても弾けなかったところが弾けるようになって帰られる方。
その楽器で出たことのない音域が豊かに鳴る方。
同じ楽器で、明らかに鳴り方が変わって笑ってしまう方(笑)
超満員になった日曜日の個人レッスンでは、皆さん揃ってご自分が出す音への明確な理想を持っておられ、
それにより地春先生のレッスンはいつの間にか、"4スタンス"のワードを超えた純粋な音楽のレッスンになっていました。
初回のセミナーに、「もうここは何ヶ月と何度練習しても弾けないので、私には無理なんだと思います…」とおっしゃった方も今では、
そこは弾けるようになったので、新たに「こんな風に弾きたい」という理想の音を明確に持った上でレッスンにお持ちになられます。
地春先生の4スタンス理論によるレッスンでは、
ご本人が持っている魅力や理想の音が、「正しく座る」「正しく立つ」のセッティングありきで、タイプ別の指導によって足かせが取れて解放されていきます。
身体の使い方の違い⇄音楽 関係あるの?
A1、A2、B1、B2と4つに分類される骨格のタイプのうち、私はB2タイプにあたります。
昔から、ベートーヴェンやブラームスの作品はいくらでも弾きたいくらい好きで、「向いてる」とも先生や友人に言っていただいたことがありますが、
ラヴェルやドビュッシー、モーツァルトはどことなく「身体に合わない」感が拭えず、苦手意識がありました。
レッスンでも1曲がなかなか仕上がらない(笑)
「好き」の部類にあった作曲家たちの特徴としては、
⚫︎重厚な音色が必要な場面が多い
⚫︎楽器に身体の重さを自然に預けられる
⚫︎和音が厚い
などが好きな理由で、4スタンス理論を知る前から弾きやすさがありました。
「苦手」の部類にあった作曲家たちの特徴としては、
⚫︎苦手としている16分音符や32分音符などの細かい音型が多い
⚫︎水面に映る光のように、軽やかで煌びやかな音色が必要な場面が多い
⚫︎和音の変化のスパンが短い感じがする
などが苦手な理由としてあり、あまり「向いてる」と言われたことはありませんでした(笑)
これらの体感は全て、4スタンス理論を深く知っていくことで、
自分のタイプ特性が密接に関係していたことがわかったのです。
Aタイプの音、Bタイプの音、そして作曲家のタイプ⁉︎
AタイプとBタイプの演奏家が出す音には、それぞれ大きな傾向の違いがあります。
Aタイプはどちらかというと、
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