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赤と黒の勇者
こんにちは、こんばんは。
今日は、僕の応援する北海道コンサドーレ札幌というプロサッカーチームについてご紹介します!
チームの概要
チームロゴはシマフクロウ。北海道に住む日本最大のフクロウです。このロゴをモチーフにしたマスコット、ドーレくんもいます。
ホームスタジアムは札幌ドーム、厚別陸上競技場。チーム名は「道産子(どさんこ。北海道生まれの人のこと)」の逆読みに、「オーレ」というラテン語の響きをミックスしたものです。
白い恋人で有名な「石屋製菓」さんがスポンサーについています!
胸には「ISHIYA」の文字。ちなみに、ひと昔前までは
「白い恋人」となっていました。ファンの人はこっちの方が見慣れているかも?
タイトルの通り、赤と黒がチームカラー。「闘争心」と「無限大のパワー」を象徴しています🔥
「エレベータークラブ」から「試される大地の象徴」へ
Jリーグは全部で3部制を取っていますが、かつてコンサドーレはJ2に所属していました。そしてたまにJ1に昇格し、したと思ったらまたJ2に降格…
それを揶揄されて「エレベータークラブ(上がったり下がったりしてるから)」と呼ばれたことも。
しかし、2015年夏に四方田修平氏が監督に就任した頃より、徐々に力をつけ始めてきます。
2016年にはJ2での優勝を果たしJ1への昇格を決定。2017年序盤は5年ぶりのJ1に苦戦しながらも、後半では連勝を積み重ね、16年振りにJ1への残留を決めました。
2018年には新監督としてミハイロ・ペトロビッチ氏が就任。
彼の特徴的な戦略である「超攻撃的サッカー」がフィットし、J1リーグで4位という、クラブ史上最高の成績をあげることができました!
その後はJ1を定位置にし、過去のような「エレベーター」の面影は無くなりました。数々の強豪相手にも屈しない、まさに「試される大地」の象徴となったわけです。
注目選手
1人目 宮澤裕樹
コンサドーレ一筋、今季13年目を迎えるベテラン。2016年からはチームのキャプテンに就任しています!主に中盤より後ろで、チームの要として安定感抜群のプレーをこなし、誰よりもコートを走る頼れる存在です。
2人目 金子拓郎
昨シーズンに日本大学サッカー部より加入。足の速さとテクニックを活かしたドリブルと、正確な左足のキックを武器に、攻撃をけん引する若きエースです。今季から背番号9を付けています!
3人目 福森晃斗
コンサドーレの最終ラインは3人。その一角を担う選手です。彼の最大の武器はその左足。J1屈指のフリーキッカーであり、コーナーキックでも抜群の安定感。今季は守備も安定し、さらに頼れる存在になりました!
コンサの強さ、そしてこれからの展望
先ほど「超攻撃的サッカー」が戦略である、と述べました。
これは簡単に言えば「前にボールをどんどん出してとにかくゴールを狙う」というもの。サイドからドリブルで積極的に切り込み、中央や最後列からロングボールで一気に前線にボールを補給し、パスワークでスペースを狙う攻撃は、見ていて迫力があります!
また、守備面は昨季より「マンツーマンディフェンス」を徹底。これもざっくり言うと「各々が各々の相手選手のマークにつく」というもの。1人1人がきっちり相手に対しプレッシャーをかけていくことが重要になります。
しかし、このディフェンスがいまいちハマっていない!
…と、個人的に見ていて思います。そもそもこの守り方は「全選手の対人能力が高い(要は1対1の場面で負けないということです)」という前提でないと機能しませんが、簡単に突破されてしまったり、そもそもゴール前でマークに付けていない選手がいる等のシーンが多数見受けられています。
また、攻撃面ではとにかく決定力に欠けているという課題も。パスを出して前で受けてもシュートにつなげられない、ゴール前でのチャンスが活かし切れていない、という場面が特に今季は多いです。
そして、最近の大きな変化としてはセットプレーからの得点が減っています。(下図参照)
上記記事より。
その分パスからの比重が増えているのはポジティブ要素とも言えますが、先ほど紹介した福森選手は非常に高い精度のコーナーキックを蹴ることができます。それを活かさない手はないし、心強い得点源と言えます。
今季はここまで2勝2分4敗の成績で14位と、少々苦しい状況にあります。
ですが、まだまだシーズンはこれから。
目標であるACL出場に向け、上記の課題をクリアしつつ、めげずにしぶとく闘い抜いてほしいです!もちろん僕も一生懸命応援します🚩
それではこの辺で。ありがとうございました。