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ゲーム「オーバークック2」を遊びながら自分の仕事の仕方について見直した話

みなさんは、オーバークックというゲームをご存じでしょうか。
一言でいえば、料理を作ってお客さんに提供するゲームです。

1人でもプレー可能(ガチ勢は1人でやるらしい)なのですが、基本は複数人で役割分担をしながらわいわい遊ぶ協力型パーティーゲームだと思っています。

夫婦二人で今日一日、食事の時間を除いてずっとやっていたのですが、簡単に見えて結構難しい。

例えば、ピザを作る、というミッションが与えられるステージでは
①-1ピザ生地の前処理をする(=動作的には切ると同じ)
①-2トマトを切る
①-3チーズを切る
②具材を一か所にまとめて、窯で焼く
③焼きあがったら窯から取り出し、提供する
というような流れになるのですが、
焼いたピザを窯の中で放置していると火事になったり、
チーズではなくきのこが乗ったピザを要求する客が現れたり、
客への提供が進むと皿がなくなって洗う必要が出てきたりなどなど、
様々なトラブルに対応して、
常に今やるべきことを整理しながら進める必要があります。

さらに、ステージによって配置が異なり、
食材の保管場所がステージの端と端にあったり、
2人のうち1人しか窯にアクセスできないような配置だったり、
ベルトコンベアを使ったギミックが必要になったりなどなど、
重点的に考えるポイントが変わってくるのが曲者です。

やっていてわかった、ステージクリアのコツは以下のポイントを考えて、ぐるぐるサイクルを回すこと。
・まず調理工程とステージの構造を把握し、
 何がボトルネックになりそうか考える。
・ボトルネックを解消できるように、適切に役割分担を行う
・基本的には役割を全うしながらも常に状況把握を心がけ、
 足りない部分はヘルプを入れたり、
 分担の仕方を変えるなどフィードバックを行う

と、ここまで考えたうえで、
「完全に、仕事を進めるうえで考えることと同じだな???」
「休みの日に何を夢中になって楽しくお仕事しているのか。
 さては、仕事を楽しむコツもゲームから学べるな???」
などと思ったわけです。

仕事を進めるコツ、という観点について

これは先ほどまででおおむね書いてしまっているのですが、
・まずはやるべきことの全体像を把握(調理工程とステージ構造)
・それをもとにやることを要素分解し、作業計画
・基本的には作業計画に則りながらも、適宜軌道修正し、フィードバック
というあたりのプロセスは、そのまんま仕事に生かせるんですよね。

実は、最近、仕事上での悩みがありました。
というのも、重要ではあるものの緊急度の低いタスクになかなか取り掛かれずに、どうしたものかと頭を悩ませていました。
それも、今日のオーバークックを終えてから整理してみると、結局、全体像の把握とそれを各ステップに落とし込む部分ができていなかったかもしれないと気づいて、今さらながら猛省しています。

仕事を楽しむコツ、という簡単について

上記のように、ゲーム中でもやっていることはおおむね仕事と呼べるもののような気がしますが、
2人して丸一日夢中で遊べるくらいにはのめりこんでしまいました。
その理由を考えてみたところ、
数分という短いスパンでゲームが一区切りがつき、それごとにスコアが出て、フィードバックを繰り返せる
というところがポイントなのではないかと思いました。

この考えを生かして仕事を楽しむ方法を考えてみたところ、
自分自身でタスクをある程度区切って、都度評価してやる
というのは結構有用なのでは?と思っています。
簡単に思いつくのだと、作業スピードの目標を決めてゲーム感覚でタイムアタックしてみるだとか。
・・・だとか、と言いつつこれくらいしか思いついていませんが・・・

年始の仕事も楽しめるように、他にもいろいろと引き出しをもって考えておきたいと思った年末でした。




2025/1/13追記

もう1個、コツがありました。
「情報の共有」です。

自分が今やっていること、
これからやろうとしていること、
やりたいけど出来なさそうだから依頼したいこと、
などなど、めっちゃ情報共有する。

これも見るからに、仕事と一緒だなあと思いました。

というより、オーバークックに限らず、
協力しながらチームで行うゲームは
全部そうですね。
スプラトゥーンしかり、Apexしかり。

何気ない日常の気づきから一般化して
他のところで生かす、というのを
もっと上手くやりたいと思うこの頃でした。

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