thanキタ

thanというバンドをやっているキタと言います。オルタナティブミュージックをやっております。オルタナティブな文章が書けるように励みます。励ましてね。

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  • thanキタの溢れ出る情熱と鼻水

    thanというバンドをやっているキタと言います。オルタナティブミュージックをやっております。オルタナティブな文章が書けるように励みます。励ましてね。 https://than-web.com

最近の記事

リリースツアー了 ありがとうございました!

ごきげんよう thanのキタでございます いつになったら春になるのかとコートも脱げず布団からも出られない中、花粉だけが猛威を振るい歪な季節感を満喫していますがみなさんどんなもんでしょうか。 先週といいますか約10日ほどかけてソロアルバムのリリースツアーにて関東関西名古屋と回らせていただきました。 いいツアーにするぞと意気込んでいた傍らスベったらどうしようなんて弱気もあったっちゃああったのですが、そんな杞憂をよそに共演の方々にはたくさん刺激をいただいたり励ましをいただいた

    • 人生の転機となった10の音楽

      おはこんばんちわ thanのキタだよ 最近になって巨星が天に召される事も多く、ああ、私はいろんなものに出会ってからこんなにも時間が経ってしまったのかと少しだけ遠い目をしています。 小学生の頃、 Dr.スランプの単行本を何の気なしに読んでいると、アラレちゃんの入浴シーンの顔の部分にブルーザーブロディの顔を切り抜いた写真が貼ってあり、ページをめくった瞬間からハラがよじれるほど笑った事を思い出しました。高校生の兄の仕業で、私が知る彼の所業でおそらく一番面白かった出来事です。

      • rest in peace

        いつの頃からかおそらく「享受」あるいは「享楽」といった感覚が乏しくなった気がする。それを証明する出来事が最近は多くある。ミュージシャン含めた数々の有名人の訃報だ。 幾多の悲しみの言葉をSNS等で拝見するが、その悲しみの感覚は自分には発生していない。あるいは発生していても感じる事は出来ていない。 そういった訃報に触れた時、亡くなったミュージシャンの曲やパフォーマンスはよく知っていたりなんなら感銘を受けた事もあったりするが、なんというか歴史上の人物が亡くなったような感覚を感じ

        • see line H

          20代後半、バンドから離れ会社員になり、転職をしてとある企業に就職。規模はめちゃくちゃデカいが今でいう超ブラック企業。ある人から聞いたのだが、その時やっていた仕事は日本で3本の指に入るハードな仕事と職安などで言われていたらしい。ちなみに今はそんなでもない優良企業らしい。 そんな会社に中途入社したのだが、その同期に一つ年上のHさんという男性がいた。Hさんはとても穏やかな人でいつも柔和な笑みを浮かべてて人の悪口とか絶対に言わない所謂「超いい人」だった。Hさんとはウマも合い、同期

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        • thanキタの溢れ出る情熱と鼻水
          19本

        記事

          断絶交流というバンド

          2018年11月21日、場所は京都木屋町DEWEY。 私はソロのライブで出演、リハーサルを終えてDEWEYの牧野さんと話をしていた。 キタ:今日出る断絶交流ってどんなバンドなんですか? 牧野さん:東京のバンドで初めて出るんやけどめっちゃいいよ!! キタ:名前めっちゃ怖いっすね、怖いパンクバンド? 牧野さん:わはは、うーん、めっちゃいいよ!! なんて話をしながら本番前に断絶交流と初対面。 ギターボーカルの川口純平氏と少し立ち話。 「TOWから聞いてますよ、エマージェンザ勝

          断絶交流というバンド

          TOWというバンド

          TOWと出逢ったのはエマージェンザジャパンのジャパンファイナル。 エマージェンザをみなさんのお力添えもあり、準決勝を勝ったあたりで「東京にはTOWという化け物がいる」という噂が耳に入るようになった。しかしながら実は他者からの言葉がすんなり入ってくるような精神状態ではなかったため「そうなんか。まあ俺たちはとにかくやれることやって勝つことだけ考えないとな」という感じで心に留めておく程度だった。 大阪大会も勝ち抜きことができ、2018年6月30日、エマージェンザのジャパンファイ

          TOWというバンド

          おひとりさま

          おひとりさま という言葉はいつから言われるようになったのか。調べてみると2005年かららしい。17年前だ。日本で3本の指に入る過酷な仕事と言われた仕事を辞め、少なからずの退職金を元にブラックサンダーマウンテン社畜野郎から人間に戻る湯戻しをしていたような時期だ。 ちなみにその時期住んでいたマンションで同じ階の全部屋、上下階の全部屋に空き巣が入り我が家だけ無事だったという珍事件があった。何故我が家だけ無事だったかというと皆さんが働きに出ている夕刻あたり、ばっちり家にいるという

          おひとりさま

          伝えるという事

          文章を書くというのは やろうと思って出来る事ではなくて そのきっかけは未だに不明 書いてないという状態は 走っていない状態と同じで いったん止まると急には走り出せない 急には書けない 以上は筆をサボっていた言い訳でございます 伝える事とは という話をあるきっかけでしまして 伝える事について少し考えたわけです 伝える手段のひとつは「言葉」で でも言葉は正確に伝わるかどうかというと そうでないこともたくさん そもそも言語化出来る事の方が少なくて 代替

          伝えるという事

          see line K

          高校生のわたし バンドブーム全盛期直撃 運良くバンドを組んで、でもなぜかバンドと関係ない部活に入り、そこで出逢った友達の話。 その友達は女の子で仮にKさんとしておく。 実はさっき気付いたのだが、彼女と私は同じイニシャルだ。あっらまあー。 その部活が何かは闇に置いておくが、割とハードな部活動で女子が入るのはレアケース。私は当初その部活に入るつもりなど無く、私以外でも進んで入るような人はいない部活なのだが、私を含む数名がいろいろあって結局入部する運びになる。だがその彼女Kは自

          塊魂ってゲーム

          ほんのちょっとだけやって 未だに忘れられないゲームがある 塊魂というゲーム そこらじゅうにあるものを くっつけて巻き込んで 大きな塊を作るというゲーム 最初は消しゴムやら画鋲やら 小さいものをくっつけていくのだけど 大きくなってきたら人間やビルまで 巻き込んでいくという なんとも言えないゲーム 時間内に指定の大きさにならないと 王様みたいな人に なんかすっごい悪口言われるという ぞんざいな結末 バックで流れる音楽は なんだかオシャレだったり シュールだったり もうしばらくや

          塊魂ってゲーム

          あきらめたこと

          以前の話 あきらめたことがあった 経済的にもやっていけない程追い込まれ 心の一番弱い所を簡単に踏まれ 向き合う気力を失ったことで あきらめた よく覚えている 一瞬目の前の景色が何キロも先の景色になり 耳鳴りみたいな音しか聴こえなくなった 今まで信じていたものはなんだったのか 向き合っていたのではなく 一方的に向いていただけなのか そうじゃないと信じたくて その現状を整理して 格好つかない事もありのまま出して 話をした その時に その現状を無視されて 格好のつかない

          あきらめたこと

          居場所、所在

          わたしは豊中という町に住んでいる 現在は1人で住んでいる(遠い目) TOYONAKA-CITYには約40万人が 住んでいるらしく 私は1/400000だ 住んでいるとはいえ ここに居る時間でいうと そんなに居ない 日々どこかに行ってるので 所謂ベッドタウンだ なんならそのベッドに 帰って来れない日もある とんでも8ぷんである 母から聞いた話 小学校の時 通信簿らしきものに 「元気で良い子なのだけど  いつも居場所がないような  そんな面があり気になる」 と言った教師から

          居場所、所在

          偶然は必然か偶然か

          名古屋の旅 行き道と帰り道で めったにない偶然があった ・行き道 公演会場の徒歩10分のライブバーで 友人がライブすることを知っていたので ちょっと顔を出そうと思っていた バスを降りて名古屋駅に向かう 最初の信号を渡ろうとする ふと見ると大荷物の上に座るヤツが ヤツだ 会いに行こうとしていたアイツだ 声をかけるとびっくりして 少しして互いに笑う 実はこの人物とは ライブ会場以外で偶然会うのが2回目だ 「もはや俺たち結婚するんじゃね」 「いやもうしてるんじゃね」 い

          偶然は必然か偶然か

          たびとくらし

          本日も旅に出ている 行き先は名古屋 ひとりで歌いに行くのだ 今回はバスの旅 ここ数年 ツアーと称して 旅に出る事が多くなった クルマにのって 電車にのって バスにのって 飛行機にのって メンバーとの旅 ひとり旅 恋人との旅とかもあったな(遠い目) バズとも旅に出たな 東京や名古屋、ドイツや台湾 旅はよい 面倒だがよい なにがよいかと 暮らしの時間軸に変化が生じる 移動と時間の間に 普段にはない なんというか 入り混じりみたいな そんな事がゆるやかに起こって 気がつ

          たびとくらし

          君のため

          THE BLUE HEARTSの歌に「君のため」という曲がある。実はわたし、この歌の歌真似をとても上手に出来る。主に遠征の車の中で披露しては御殿場-海老名間あたりのまどろみの時間を和ませたりしている。 ちなみにわたしの音楽のルーツに THE BLUE HEARTSの存在は実に色濃く刻まれている。やっている音楽にはとても分かりにくく内包しているのでまあ誰も気づかない。 そしてここまでの話は今回のテーマとはさほど関係がない。 この3日前より 断絶交流という関東で活躍している

          君のため

          オルタナティブとは、な

          オルタナティブ、ことオルタナティブロックとはなんぞや論は僕らの世界では日常的に交わされその答は依然ふわりとしたままだ。 本来的な意味からすると「代替的な」となるし、別意では「慣例的ではない」と訳される(後者はあまり使われないようだがようしらん)。 一つの見方として、メジャーシーンなどの商業的メインストリームを主流とする場合の「亜流」とされるらしく、所謂アンダーグラウンドシーンを指すようである。しかしながらあくまで「一つの見方」であり、その音楽がいかなる音楽かというものを指

          オルタナティブとは、な