私の好きな詩の一つに
「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」
があります。「放浪記」で有名な林芙美子さんの詩です。
高校生の時に国語の先生から聞いたのが最初だったと思います。
長いあいだ二行の短い詩と思っていました。ところが、
以前にこの詩について調べた時に、こんな記事に行き当たりました。
2009年9月5日の時事通信によると、
詩は全部で12行あり、贈られたお相手は赤毛のアンの翻訳者村岡花子さん。びっくりです。2014年のNHKの朝ドラで広く知られるようになりました。
人生苦しいこともあるけれど、光もある。
生きている幸せと希望の詩だったんですね。
村岡花子は林芙美子よりちょうど10歳年上です。
このお二人かなりの親友だったのではないかと思われます。
お互いに共感できる友達ってちょっとうらやましい。
いったいどんなお話をされたのでしょう。
気になります。