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10年続けると違う展開!これが大きな私の使命

サワディーカー。
@yayoiです。

カバー写真はタイのお寺で写真を撮る私の後ろ姿です。

前回、前々回に、私が ” 私の使命 ”というものについてずっと考え悩み、
そこから再びタイに導かれてやってきたということについて書いてみました。

“タイ語を勉強してそこの人達とうまくやって行く“ということが私の
使命の一つであり、使命というより私の過去世からの宿題であり、さらに
大きな私の使命に向かって進むための準備だったといってもよさそうです。

タイに帰ってきたということ。
タイが私の使命に向き合うスタート地点であるとするならば、
過去世からの宿題をやりながら、“私の本当の使命”を見つけるために
帰って来たのではないか…
なにはともあれタイに帰って来た私は、早速、前回の駐在期間に
ちょっと携わったボランティアに再入会することにしました。


2度目のタイで2度目のボランティア

まずはタイ語を続けながらバンコクでする活動に、以前やったことがある
ボランティアを選びました。内容的にやりたかったのはもちろんですが、
2009年にシンガポールへの移動が決まったことで、7月に退会を決意したという経緯があり、不完全燃焼で終わったので今度こそは!と、また初めからやろうとしたのです。

募集に申し込み、入会の許可をいただき、9月から活動が本格的に始まるので、その前にと日本に一時帰国した私に待っていた出来事…
それは7月に日本で受けた健康診断に再検査の判定がでて、9月以降に再度
日本へ一時帰国しなければならないことになりました。

しかも検査の結果によっては、治療のために何度か一時帰国することになるかも... ボランティアはやめるなら始動する前の今がいいのでは…と、
さんざん悩んだ挙句、入会早々7月に退会することにしました。

障害とおためし

私達が物事を進めようとした時、または進んでいる時にそれを止める
いわゆる、"障害” もしくは “妨害”が入ることがあります。

他の予定とぶつかってしまうのはありがちなことで、例えば、大切な約束があったがエアコンが故障してしまい、修理の人が急に来るとか、この行事
行きたいけど、すでに旅行と日程が重なっている…とかよくあることです。

しかしなにかを始めようとする時に障害が出てきた場合は、
それが、いろいろ障害を乗り越えてこそ形になる。ここはひとつ、
頑張って立ち向かおう!というおためしをされているのか、
二度も妨害されている。これはきっと私が進むべき道ではないのかも…
もう一度、よく考えよう!なのか。
よく考えて道を選択することが、その後の自分の進むべき道を決めるカギになると思います。

今回のこのボランティアを始めようとした途端、再検にひっかかったという
現実を私はどうみたかというと…?
キャンセルしたり延期したりというのは毎日の生活の中でよくあること。
でも7月に退会の決意をするのが一度ならずも二度目
これは私が進むべき道ではないのだなと、やらなくていいことだと感じたのです。

自分によく問いただして納得して出した結論でした。
やりたいという気持ちより、やらなくていいという直感の方を信じ、
あきらめるのではなく、勇気を持って手放すことを選択しました。

手放したら、大きな使命が入って来た

ありがたいことにそのボランティアの募集を通して、お寺好きな友人に巡り会いました。
それで、私がボランティアをやめても二人で月に1度、一緒にお寺に行こうということになり、“二人お寺同好会” と勝手に命名した同好会は、
月に1度、定期的にお寺に行っています。
そこで撮りためた写真を、私は何かの形で発信したいと思うようになり、
お寺に特化したブログを立ち上げることにしました。

それなら、どのようなブログを作ろうか…
いろいろ考えている時に、ある方から言われました。
あなたは写真に力をいれていくといい。あなたは伝えていく人。
タイのお寺に来られない人の代わりにあなたの目が見てあなたの足が歩く。

その時、私の頭に響いた言葉…
「これが私の使命!タイのお寺に来たくても来られない人の代わりに私が
 歩いて、ブログを作って、人に伝えよう。」

10年続けたらまた違う展開になる

私は子供のころから飽きっぽく、何をしても長続きしないというコンプレックスがありましたが、タイ語だけは続き、数年前のある日、気分転換に
アロマテラピーの本を見ていたら、こんな言葉がでていました。
著者の方が、ある男性に言われた言葉です。
 苦しくても10年やめるなよ。10年続けたらまた違う展開に
 なっていくから。

これを読んだ瞬間、私の中で何かはじけるようなものを感じたのを
今でも覚えています。
趣味としてタイ語を続けているだけの当時の私に、あと数年したら
違う展開になるんだという強い思い、楽しみがわき出てきたのです。
だから今はただ続けているだけでもよいのだと…

そんな私は後にお寺に特化したブログを立ち上げ、
タイ語翻訳者でもなんでもないけれど、タイのお寺を歩き、自分が歩いた
お寺に関して、タイ語で情報を探し、そこで読んだことをはじめ、いろいろな本をもとにタイのお寺の記事を書いていると、たまにこの時のことを思い出します。
そしてこの言葉の通り、10年たって、タイ語を使いながらのちょっと違う
展開に向き合っています。

ブログをたちあげようと思った当時、ちょうど読んでいた五木寛之氏の
「古寺巡礼」シリーズの影響もあって文字と写真で伝えると同時に、
私がどう歩いたのか、その道筋を追いながら、一つ一つのお寺をブログ上で再現していきたいと思いました。

ブログを読んでくださったどなたかが、次に実際に歩くならどうやって歩くと効率がいいのかな... などと考えながら写真の整理をしていると、もう1度自分もそのお寺巡りをしているような感じになります。

気がついたらお寺同好会が数組に!

そのように月に2回くらいは友人と、または1人でお寺歩きをしていましたが、その後少しづつ他にもお寺に行きたいという友達が増え、気がついたら
ランチ友が寺友になっていました。

今では月にお寺にご一緒する “ 二人お寺同好会 ” や “ 三人お寺同好会 ” が
あわせて数組という状況になっています。

そのような訳で月にお寺に行く機会が増えて嬉しいですが、ボランティアをしていたら、その時間は作れなかったはず…
直感に従って辞退してよかったのだと今更ながら思いました。

お寺に一緒に行きたいという友人が増えて来て、一緒に行こうと行ってくれることで、やはり、お寺を歩く、そしてタイのお寺について人に伝えていくこと。これが私の使命なのだな…とあらためて思っています。

個人的には今のCovid19の影響がある状況で、公共の乗り物で出かけることは、週に二回くらいまで、せいぜい月の3分の1くらいにしたいと思っています。
そこでお寺巡りが増えた分、思いきって乗り物で通うタイ語学校への通学をやめて、歩ける範囲内の学校だけ通うことにしました。
これもまた手放しです。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi

そんな思いもある私のタイのお寺ブログは、ナコンパトム県にあるお寺を
紹介しています。

神社、博物館ブログではバンコクの柱について紹介しています。

よろしければあわせてお読みください。

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