ヒトムリ依頼【英語アレルギーを緩和したい】
こんにちは、ヒトムリ(1人ではムリなこと手伝う人)です。
4歳の息子さんにZoomで英語を教えてほしいというご依頼をいただきました。
子供が苦手
子供が…苦手なのでムリだと思いネガティブな返事をしました笑
依頼者様によると、お知り合いの方から教えてもらった、ネイティブ講師による子供用のオンライン英会話があり
「今何してるの?」
「ぬいぐるみで遊んでるのー!」
「そのぬいぐるみはいくつある?一緒にかぞえよう!」
みたいな感じで、自然と今の生活と英語を繋げていくような教え方をしてくれて、それが魅力的に感じているとのことでした。
でもいきなりネイティブとやるのはハードルがあり、お試し感覚でまず私に教えてもらいたいなと思ったそうです。
しかしこれは絶対に私にはできないと思いお断りしました笑
自分が子供に優しく楽しく話しかけてるのを想像すると鳥肌が立ちました🐔
「楽しい」と思ってもらえないと英語が「嫌い」になってしまい、今後の英語人生を台無しにしかねないので荷が重い。
外国語は恥ずかしい
そもそも私はネイティブではなく、大人になってから英語をちびちび学んだ人間です。発音も勿論ジャパニーズ風味。
明るいテンションで教えられない上に、正しい発音じゃない人間が先生をやるのはお子さんにとって大変な害でしかないと思いました。
そもそも…お子さんの英会話だから、親は関与せずそばで見守ってるだけで別に良いのでは?と思いましたが、
英語を習得するなら日常で英語を使う頻度が大事とお考えで、自分もなるべく正しい発音でお子さんと掛け合いをするために「一緒に学びたい」そう。なるほどなるほど🤔💡
また、依頼者様ご自身がハードルと感じている理由は
・英語教える人のハイテンションが苦手
・英語話せないからネイティブ講師から習うのは精神的にハードルが高い
とのことでした。
これは非常に理解ができるため、以下のようにお伝えしました。
私は、外国語話すことに対し抵抗感がなく、他人にもハイテンションを強要してくる人ってデリカシーなくて嫌だなって思うんです…
外国語って、人前で一言でも声に出すの恥ずかしいし、怖いし、物凄い勇気がいることだといつも心から感じるからです。
そもそも全然自分と顔の作りや肌の色、体格が違う相手と話すのも怖い。とても緊張します。
学校の授業の時だってみんなもじもじ話してたし、多くの人が大体そうだと思うんです。
私は英会話を留学や職場で何度も使ってもう慣れたので、英語を声に出すことはできますが、それでも未だに「通じるかな…」と不安がベースにあります。
長い文をしゃべる前には何度も頭で反芻してから口に出します。それでも通じない事もあり、そんな時は悲しいし恥ずかしい。(単純に英語レベルが低いのは大いにあります笑)
中国人、韓国人の友達と仲良くなりたくて、中国語と韓国語を勉強しましたが、結局恥ずかしくてちょっとした単語しか言えませんでした。
韓国語の歌も中学生の時から家で歌いまくってるのでめっちゃ流暢に歌えるのに、恥ずかしいから韓国人の友達の前では披露しませんでした。
ベトナム行った時も「シンチャオ」って、タイ行った時も「コックンカー」って…小声でモゴモゴしか言えなかった‥
こないだエジプト旅行行った時も、一緒に行った子に「なんでアラビア語で沢山挨拶しないの?」って言われて、イラッとしました。
その子はどんな言語でも意味わからなくても大声で話してすぐ現地の人と仲良くなれるタイプなので、私のような人間の気持ちはわからないようでした。
こんな感じだから私は「レッツスピークイングリッシュ!」って感じの指導が好きじゃありません。
お子さんではなく依頼者様の英語アレルギーを緩和したらどうか?
お子さんに英語を教えることは私にはできないけど、依頼者様の英語に対する抵抗感を薄めることは何とかできないかな…と思いました。
そして、今月で退会しようと思っていたオンライン英会話「ネイティブキャンプ」の初心者コースを私が受講し、その様子を撮影した動画を依頼者様に送れば、少しは抵抗がなくなるかなと思い提案しました。
オンライン英会話で一体何が起こるのか、実際の様子を見れば心の準備ができるかなと思ったのです。
そしてそれ観た後、色んなところで初回無料でオンライン英会話ってできるので、何回かやってみることをお勧めしました。
何回かやれば「ハロー」と「センキュー」ぐらい言う度胸はつくのではないかと思いました。
ハローセンキューさえ言えれば、お子さんの付き添いのオンライン英会話もなんとかなると思いました笑
4 days later...
受講したので送りました。
but..
画面録画したら音声入っておらず😂…全くの無意味になりました‥🪦
ただ依頼者様、私に相談したことで自分の中で整理がつき、なんと…
この4日の間に幼児用のオンライン英会話の体験レッスンを受けることに成功したとのこと✨✨✨✨
荷が軽くなることで、
“自分の足で”一歩前へ踏み出せる
という経験を与えられた方が、嬉しい
そして今後も使える術になる
この依頼者様の言葉、とても、嬉しいです‥
私はこの「ヒトムリ」という活動を通し、1人ではできないことを助けて、人々を前進させたいと思ってるからです。それが私自身も大事にしてる価値観です。
私のした些細な事がきっかけで、人が自分で能動的に前進してる姿を見るのが好きです。
そうなってくれると「ああ、大丈夫だな、またきっと次のチャレンジもしていってくれるだろうな」って安心します。また会いたいなって思います。
やっぱり人間「前進」してる時が一番、自分に自信が持てる気がします。
とにかく自分の興味のある方へ「前進」してやることやってれば不安に思わないし、周りも気にならない、比較しない。
嫉妬したり人の足を引っ張りたいとも思わない。自己肯定感の高低についてもいちいち考えない。
だから一つでも多くの前進をこの世に増やすことは、大きな意味で世界平和に繋がっていくと思います🌏
気づかせていただいた私の長所
また、こんな事も言っていただけました‥
感情と言葉の整合性が高い…
確かに、ピュア、正直、頭の中の言葉をそのまま話す人、と言っていただいた事はありますが、それらを統括する「感情と言葉の整合性が高い」というバチっと決まった日本語を言ってくださった方は初めてです。
そうか…私は…感情と言葉の整合性が高いんやぁああ…と思うことができました笑
そしてなぜこのような人間に仕上がったかというと、本音を言って喜んでくれる人しか周りにいなかったからだと思います…
小学校の国語の授業で「あの坂を登れば」という物語を読みました。主人公が坂を登るけど、最後まで登りきらないところで話が終わります。
それで主人公がどう思ったのかと聞かれた時、他の子達は「あともう少しだから頑張ろう」などと言っていたと思うのですが、私は
「登る過程で心の中で綺麗な景色を見たからもう満足した。実はもう坂を登る事には執着してない。」
みたいな事答えました。そしたら先生が意外だったのか
「はー……たまげた……(*_*)」と言って数秒無言になって椅子に座り込み、そのままチャイムが鳴り授業が終わったことがあります。
このプチ国語事件は、確実に自分の「本音」を言うアイデンティティを強くしたと思います。
正解じゃなくて、自分の本当に思ってる事言ったらこんな面白いリアクションもらえるんだ、嬉しーと思いました。
また同じ頃、クラスメイトに対し「君は友達」「君は知人」と言う振り分けを行っていました。
自分の中で友達の定義は「10年後も連絡取ってるであろう人」だったので、あなたは友達です、あなたは10年後は没交渉なっており知人です、と振り分けをし、直接クラスメイトに伝えてました。
みんな面白がって「私は私は?」と聞いてきて
「んー多分5年後まではいけるけど、それ以降はもう連絡取ってないから知人だね」「キャハハハ」
というやりとりをして遊んでいたのを覚えています。(どんな遊びですか…)
こういう事しても嫌わずに周りが面白がってくれたし、幼稚園〜高校までほぼメンバーが変わらない田舎でそのまんま成長したので今に至るのだと思います。
というか私自身が自分を肯定してくれる人の側にしか行かないのでずっと許されている?
家では親と会話しても馬鹿にされたり、後で揚げ足をとる材料にされたりするので何も話さない方が身のためでした。だから本音どころか普通の会話もしないようにしないようにしてました。
私にとっては学校、会社が自分を受け入れてくれる人がいる場所でした。
家がそうじゃないから、外の世界の人に自己開示して愛してもらう方法を選択するようになったのかもしれません。
依頼を受けた感想
私は何もしてませんが、DMのやりとりをしただけで依頼者様がご自身で前進されたこと、そして感謝して下さったこと、とても嬉しく思いました。
私には率直な意見が言えるという特徴があるというのも段々くっきりしてきました。
この特徴をもっと活かして誰かの役に立てるよう、ヒトムリというサービスを進化させていきたいなあと思いました。
ヒトムリに興味が出てきた方は説明書をご覧ください。XのDMよりご依頼のご連絡お待ちしております!
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