お料理好きのムスコ、原料から自分で調達する。
それが我が家の学びのカタチ。
小豆の脱穀をしました。
薪ストーブ稼働してるので1週間ほど乾かし米袋でふみふみ。
500グラムくらいかなって思った小豆はなんと1キロ越え💕
やってみるもんだ。
まずは小豆ご飯にしよう。
そして後は息子のおやつ作りに。
お料理大好きなムスコ。
基本的に原料から自己調達の我が家。
食育とか机上で学ぶ学び方は色々あるけれど、お料理の原料がどうできているかとか、作ってくださる方の苦労というものは人様から聞いた学びでは理解できないなってあるときふと思ったの。
机上の学びを否定するわけではなく、そこをつなげるためにどうやったらいいんだろうと、試してみたの。
そしてでた答え。
「半年以上もかけて原料を自力で調達する」、
この学び方っていいなって思った。
これができるまでに半年以上かけてそれをまた乾かして脱穀して。
食べ物を大切にって感覚はやっぱり言葉で理解できるものではないなって実感しました。
こうして背景を知るからこそ、大事にしたいとか、苦手だと思ってたけどちょっと食べてみようとか思えるから。
机上の学びの中に心を動かせることがどれくらいあるのかなって時折思います。
心を通してそれぞれの感性を通して学びがあるっていいなって思った。
私が勉強が好きではなかったのは、理屈から結果まで急ぎ足の先進国の学び方が合わなかったからなんだろうな☺️
途上国の子どもたちの目が輝いてる、っていい方がよくされるけど、彼らは暮らしをとてもよく経験していて、遊びも学びも興味もそこから育てられるからだと思うんです。
自分の日々とリンクしているから興味を解決したいと思うんだよね。わかっていくという過程が、できるようになっていくという過程が彼らにとってほんまに楽しいんだよね。
今の私たち家族も同じ。
子どもたちも私たちもお料理の原料から調達することを通して学びを得ています☺️
一生ワクワクし続けられる学びがここにあるなって思います。
3粒のタネが30倍になり、脱穀後のからはストーブの焚き付けに、根っこは畑を育てる菌に、茎は堆肥場に。
全て循環していくことも目の当たりにして全てを与えてくれた自然にまた感謝が湧いてきます。
それを子供達とシェアできる日々が宝物。
教育に携わっていた頃の私は考えたことすらなかったけど、今、私が未来を生きる事どもたちに伝えたいことがあります。
日々は楽しいことだらけ。
私たちの今この瞬間は全て与えられた恩恵でできてるんだ。生きてるってそういうこと。
って事☺️
それぞれに、違った形で、恩恵は必ず与えられているんだ、って最近になってやっと気づけました。
子どもの頃の私にそっと伝えてあげたいな。