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ムスコ手作りのバーベキュー台。

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ムスコ手作りのバーベキュー台

去年100キロ徒歩キャンプをしたときに、ソロキャンパーさんを見て、焼き肉したくなったムスコ。

「帰宅後、バーベキューしたいんだけど。。」

私たち「いいよー。本当に必要なものだけ買うから自分で準備してー。」

バーベキュー道具のない我が家。
ミニマムな家なので簡単にものも増やせなくて。

考えて敷地内にあるものを駆使してバーベキュー台を作ったムスコ。

畑も見回して、最終的に
「網とお肉と炭だけ買ってくれる?」と頼みに来ました。

「おー、レンガでバーベキュー台ね。お見事でございました。」

そういいながら買い出ししてバーベキューをしました。

ほんとは炭も自分で作ろうかと思ったそうな。(作ったことないけどパパは作れるのを知ってるので)今日中にやりたいからやめとくわ、とムスコ。

その子の底力を信じてみる

我が家はいつもそう。

こども「〇〇行きたいんだけど。」
オトナ「どうやっていけるか考えておしえてー。」

国道まで出るのに4キロです。
送迎が当たり前ではない我が家、笑。
自分の手足が使えるんだから使ったらいいと思っています。

私自身が身体をやみ、時折だるくなってしまうので、うごくからだは財産だと感じているのです。

「どうしても朝早くてクマが心配なのでバス停まで車出してくれる?そこからは自分でいくわー。」

そんな時はもちろん送ります。
ギリギリのところまでしか手伝わないようにしています。

とにかく彼らの底力を信じてみる。

不便な暮らしをして数年、不便は可能性だと私は思っています。

これしかないのに自分でやりきった!

その経験から得られる自己肯定感や、身についた知恵、思考力は芯のある生きる力になることを山での暮らしで知りました。

自分の経験だけが自分のものになるから

なんでもオトナがやってあげていたら、子どもの身体は体力をもてあまします。

自分のできることの限界を知るチャンスを奪ってしまいます。


自分でできないことはやらなきゃいい。

私たちは基本的にそう思っています。

だってね、どうしてもやりたいことだったらやれてしまうものだから。
そこを超えられないならやらなきゃいいでしょ。

中途半端なことに送迎してあげるために私の大事な時間は使えない、そうお伝えしています。

目的地で何かをするだけではなく、目的地まで行くことも大切な学び。

いつも自分の可能性を最大限に使う生き方を子どものうちからしたらいい。

私が子どもに残したいもののうちの一つです。

山岳地帯での暮らしも通して、現代はちょっと子どもに手をかけすぎてる気がしたので私もそれを手放そうと決めて、現在進行系の日々を過ごしています。

手ではなく、目と心をかけていきたいな。

歩くことは生きることの基本の力

なんじゃないかなと、最近思います。

上記のような「送迎」のことだけに関して言えば、昔は日々の暮らしの中で今とは比較にならないくらい身体を動かしていたことを考えると、歩く時間の少なさが鬱の原因だったりするんじゃないかなという気もするんですね。

歩いてみると体温上がるし、身体は気持ちいいし、気持ちも自然に外の景色に向かっていきます。

歩くこと、動くことは、家族の日常を心地よくしてくれる方法の一つなんじゃないかな。

気持ちが沈んでいる時は特に歩くことで解決に向かっていくと私は思いますー。

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去年は100キロ歩いて徒歩でキャンプしたけど、今年は200キロ、あるきたいなー。

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