
ペダリングの肝は股関節(実践編)
サイクリスト兼ピラティスインストラクターのタカトー です。
普段は茨城の色々なサイクルショップでトレーニングや体のケアのセミナーをやったり、国家資格やピラティスインストラクターの知識を生かしてパーソナルトレーニングなどを行なっています。
今回は、
「ペダリングの肝は股関節(実践編)」
をテーマにお話ししていきたいと思います。
前回は理論編でした。前回内容を簡単にまとめると
◯ペダリングに関連が強いと言われている股関節周りの筋肉は、腸腰筋・大殿筋
ハムストリングスがある
◯股関節には合計20種類程度の筋肉があり、それぞれが異なる役割をしている
◯腸腰筋・大殿筋・ハムストリングスの活動を高めるためには、
股関節のコンディショニングが必要
といった感じです!
もっと詳しく再度確認したい方は、前回記事をどうぞ↓↓
今回は実践編!ということで、まずは
自分の股関節の状態を知ることから始めましょう!
股関節の状態を知るには?
まずは自分の股関節の状態がどうなっているかを確認しましょう!
①股関節の詰まりを確認!
方法
片側の股関節を抱えるように曲げていきましょう
チェック!
反対側の股関節も曲がってくる → 抱えてない足の腸腰筋が固い可能性大!
抱える股関節が胸までくっつかない、付け根に詰まる感じがする
→お尻の筋肉が硬い、股関節の深いところにある筋肉が弱っている可能性!
②股関節の前側の硬さの確認!
https://twitter.com/cyclist_pt/status/1281588533254184966
方法
ベッドに足を抱えながら倒れていきます
チェック!
抱えていない方の股関節をチェックしましょう!
膝裏がベッドから浮いてしまう → 腸腰筋が硬い可能性!
膝が伸びてしまう → 大腿四頭筋の一部が硬い可能性!
足が外に開いてしまう → 股関節の外側の筋肉が硬い可能性!
また、この足が外に開くパターンにある方は、ライド中に膝が痛くなる
可能性があります! ランナーズニーなどの原因の1つにもなります!
上の症状が全てない! →股関節に前側や外側は柔らかいです!維持!
③太腿の裏側のチェック!
方法
仰向けになって、膝を伸ばしたまま足を上げていきます
チェック
上げている足の踵がどこまで上がっているかをチェック!
伸ばしているより反対側の膝よりも上がっていない → 太腿の裏側が硬い可能性!
ここが硬いとポジション設定があるしにくくなったり、腰の負担が
増えやすくなります!注意が必要です!
今回紹介した内容で一番気をつけたいのが
左右ので結果が異なる場合です
片脚のみに硬い部分があると、左右の筋肉のバランスが崩れて
故障の原因やパワーロスなどにも繋がってしまいます!
優先することは
左右の結果が同じようにすること!
そこから徐々に両方の股関節を柔らかくしていきましょう!
どんなストレッチをすればいいの?
テストの結果に合わせて行うべきストレッチを紹介していきます!
1つ目や2つ目のテストで、抱えていない足の膝裏が浮いてきた方!
→このパターンは腸腰筋のストレッチをしていく必要があります!
方法は下の写真の通りです!
2つ目のテストで、膝が伸びてしまった方!
→このパターンは大腿四頭筋の一部が硬くなっている可能性が高いです!
方法もまた下の通りです!
2つ目のテストで足が横に開いてきてしまった方!
→太腿の外側の筋肉が硬くなっている可能性が高いです!
方法は(以下略
3つ目のテストで足が上がらなかった方!
→ハムストリングスなどが硬い可能性が高いです
方(以下略
まずはストレッチをして股関節周りをほぐしていきましょう!
まだまだ方法はたくさんあります!随時更新していこうと思います!
このnoteでは、今後も継続してサイクリストに向けての情報発信を続けていきます。フォローやお気に入りなどして下さると嬉しいです!
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