サイクリング中に呼吸をもっとしやすくするには
サイクリスト兼ピラティスインストラクターのタカトー です。
普段は茨城の色々なサイクルショップでトレーニングや体のケアのセミナーをやったり、国家資格やピラティスインストラクターの知識を生かしてパーソナルトレーニングなどを行なっています。
今回は、
「サイクリング中に呼吸をしやすくするためには」
をテーマにお話ししていきたいと思います。
運動と呼吸の関係
運動には、
酸素をたくさん使って体を動かす有酸素運動
と
大きな力をが出せる分長続きさせることが難しい無酸素運動
の2種類があります!
サイクリングは時と場合によってですが、
基本的には有酸素運動なことが多いスポーツです
その酸素を体に入れるために、「呼吸」をしています
逆に、運動中に「呼吸」がうまくできない状況は、
ガソリンを効率よく入れることができていない状態と考えてください
効率良く呼吸ができると体の中に酸素をたくさん取り込むことができます。
呼吸をしやすくするためには?
じゃあ、どうすれば呼吸がしやすくなるのか
そこについてお話ししていこうと思います。
呼吸をしやすくするためには、
肋骨や背骨、鎖骨などがしっかり動かないといけません
自分の胸周りの硬さの簡単なチェック方法を紹介します。
その1
姿勢:椅子に座って背筋をピンと伸ばしましょう!
片手を頭の後ろにあてがいます!
方法:ヘソが正面を向いたまま、頭に当ててる手の方向に体を捻っていきます!
判断:肘が真後ろを向いた!→合格!胸周りは動きやすくなっています!
肘が真後ろを向かない→惜しい!少し胸周りが硬くなっている可能性あり!
胸周りが硬いことで肺が上手く膨らみにくくなります!
また、胸周りが硬いと
体幹に力が入りにくくなったり、腰や首を痛めやすくなってしまいます
その2
姿勢:壁にもたれかかるようにして背中をくっつけて立ちます
腰と壁に掌が一枚入るスペースを作りましょう
また、後頭部やお尻が壁から離れないようにします!
方法:腰のスペースや後頭部・お尻に注意しながら胸を張っていきます
診断:鎖骨の位置が床と平行になるかどうかをチェックしましょう!
鎖骨と床が平行であれば、胸周りはしっかりと動きやすくなっています!
逆に斜めになっている場合は胸周りが動きにくくなっている可能性ありです!
いかがだったでしょうか?
正直いきなりこれをやって、「どっちも大丈夫だった!」
という方は少ないかと思います。
逆にいえばここの動きをしっかりと出していくことができれば、
もっともっと呼吸がしやすくなりパフォーマンスが上がります!
胸周りが硬かった...どうすれば柔らかくなるの?
では具体的な解決方法ですね!
其の一
方法:椅子に座って、手を後ろに着きましょう!
肩甲骨を内側に寄せながら胸を張っていきます!
胸が斜め上に引っ張られるイメージで行うとより効果的!
胸を張ったところで深呼吸をすることでより呼吸がしやすくなります!
其の二
方法:椅子に座って頭の後ろで手を抱えます!
息を吐きながら肘をくっつけるようにして体を丸めます
そして
息を吸いながら胸をそらしていきましょう!
この時も胸や鎖骨が斜め上に引っ張られるイメージでやりましょう!
其の三
方法:ストレッチポールを使います!
なければ丸めたバスタオルでもOKです!
ストレッチポールの上に乗って手をだらりとリラックス!
それだけで胸周りが柔らかくなって呼吸がしやすくなります!
ストレッチポールはサイクリストにおすすめの用品なので!
ぜひ気が向いたら購入を検討しても良いと思います!!(業者ではありません笑)
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