天使の生誕祭【2.5次元の誘惑 ファンショートノベル】
「ねぇ、やっぱりプレゼントはゲームの方がよかったかしら?」
「いや、やめておけ美花莉。お前の付け焼き刃の知識でゲームを選ぶより、その私服セットをプレゼントしてやった方がいい。何を貰っても喜んでくれるだろうが、そういうのは奥村に任せておけ……」
美花莉の言葉にそう返して、先生は「お前のセンスに、あの子の私服はかかっているんだからな」と付け加えた。
「あはは、クリスマスの時は、アメリカの子供みたいに大喜びだったもんね。ウチのプレゼントは喜んでくれるかなぁ……? あ、ののぴは