2019.11.14 「効果的なデザインレビューとは?」に参加してきた
もう今さらなのですが、11/14に参加したちょっとデザインさんの勉強会のツイートまとめ。雑ですが、自分用メモとしても。
■参加の動機
紆余曲折あって、今年の7月からディレクターにジョブチェンジしたことにより、デザインレビューをする機会が増えた。でも、私自身がデザイナーとしてほぼ未経験で、どんな視点からどんなレビューをするのがベストなのかを模索しているところだったので、今回の勉強会に参加。
■参加中のツイート
久々に来た恵比寿ガーデンプレイスが、あまりにキラキラしていて(ただのクリスマスのイルミネーションなのだが)、空気の違いにビビるわたくし。あと、オフィスの1Fにスタバもエクセルシオールも入っているという謎の充実度にもビビりました。恵比寿民、コーヒー飲み過ぎでは。
ちょってぃちゃんのステッカーぐうかわ。
■TRIVE 原田さん "デザイナーの工夫で作れる、事業成功のためのデザインレビュー"
株式会社TRIVE GROUP・CDOの原田佳樹さんのトークは「デザイナーの工夫で作れる、事業成功のためのデザインレビュー」
自分が駆け出しのデザイナーだった頃の失敗談も含め、デザイナーがレビューをもらうときに工夫するポイントは?というデザイナー視点からのサジェスチョン。具体的で非常に勉強になった。
■クラウドワークス 上田さん "「いいデザインレビュー」のために、「いいデザインとは何か」の共通言語を作ろう。"
上田さんは最近あんまりデザインレビューしてないんだよね、とおっしゃいながらも、クラウドワークスのデザインルールについてかなり具体的な事例をもとにトーク。当初は、タブもボタンもばらばらのデザインやカラーを使っていたけれど、ブランド全体の印象を整えるために、共通のルールを決め、それをもとにレビューをしている、とのこと。
なぜかどうでもいいことをつぶやくわたし。
■CAM 近藤さん "デザインレビューがレビューするもの、について"
自己紹介を聞いていきなり失礼なことをつぶやいているけど、最後まで聞いても掴みどころのない面白い人だった…そして、ありがたいことにスライドをアップいただいているので、紹介。
デザインを作るときに「新しいものを生み出さなきゃ」とか「オリジナルのものを」とか思いがちだけど、確かに昨今のデザインは、他社のデザインや設計を参考にして、そこをベースに立ち上げていく、ということが多い印象。だからこそ、近藤さんの言う「マネされる新しいスタンダードを作る」というコンセプトは、ズガンと刺さった。
具体的には占いコンテンツというのは、ガラケー時代からかなり人気の高いジャンルだったけれど、スマホに移行していく際に、ガラケー時代のデザインを引っ張っているところがほとんどだった。近藤さんたちは、その中でスマホ時代の新しい占いコンテンツのデザインスタンダードを作り出した。
占いコンテンツだからこそ?の独特なデザインルールが面白い。
「インパクトの強いGIFアニメ」は、プラレールの鉄道が線路を上に乗せて勝手に走っていく…というものだった。探したんだけど見つからず。
追記:
こちら近藤さんご自身の作品とのことでした…!(ご共有ありがとうございます!)
https://drive.google.com/file/d/1NvKMYOvI7pnhJugX4IRmIsDLoyJQlKku/view?usp=sharing
■質疑応答はsli.doで
質疑応答コーナーはsli.doというアプリを活用して質問を募集。その場で聞きたいことを投稿すると、画面に共有されて、そこから登壇者が気になるものをピックアップして答えていくスタイル。質問の投票システムもあり、みんなが聞きたいものから答える、ということもできる。画期的。
デザイナーの評価軸はどこの会社でもきっと課題なんではなかろうか。作ったものの数で数えるわけにもいかないし、クオリティを数値化することもできないし。でも、デザインレビューも含めて、デザイナーのデザイン以外のスキルも含めてスキルセットを作って評価する、というのはありだなと。
■おわりに
これ以上、恵比寿にいたらHPが0になりそうだったので(ごめんなさい単純に体調があんまりよくなかったです)勉強会恒例の交流会withピザには参加せずに帰宅。
登壇者のみなさま、そして主催のちょっとデザイン小島さんにも感謝。デザインレビューの勉強会っていうありそうでなかった視点が良かった。またいろんなデザイナーさん&ディレクターさんのお話が聞いてみたい。