後藤匠 / Libry CEO

株式会社Libry 代表取締役CEO。東京工業大学大学院在学中に、株式会社forEst…

後藤匠 / Libry CEO

株式会社Libry 代表取締役CEO。東京工業大学大学院在学中に、株式会社forEst(現:株式会社Libry)を設立。小学生のときに決めた「世界平和」という夢のために、「誰もが生まれた環境に左右されず、自分の可能性を最大限に発揮できる社会」を創る。

マガジン

  • 教育データ政策の重要論点

    株式会社Libry代表の後藤が、教育データ政策を進めていくにあたって、重要な論点と各論点についての整理や主張をまとめたマガジンです。

最近の記事

Rays within You -君の中にある光-

はじめてのアートの発注今年の3月に、会社がM&Aされたことをきっかけに、ひとつ自分の夢を叶えました! それはアート作品のコミッションワーク(受注製作)を依頼することです。 どんなアートを依頼するか頼みたいアートのテーマは最初から決まっていました。 「全ての人たちが、自分の可能性を信じ、自分を愛せる世界」 それは、自分が起業した理由でもあり、自分の人生のテーマです。 全ての人たちには無限の可能性があります。その可能性を信じて、愛してほしい。全ての人たちに幸せに生きてほ

    • 教育データは誰のもの?

      教育データ政策の重要論点シリーズ、今回のテーマは「教育データにおけるデータオーナーシップ」です。他のシリーズはこちらのブログを見てください。 後藤の情報発信のスタンスはこちらになりますので、ご理解・ご協力をお願いします。 どういう課題か元々は「教育データは、利用者である子どもたちのものか、お金を払ってる自治体のものか」といった形で、自治体が購入したサービスの利用ログを自由に使って良いのか?みたいな議論がありました。 最近では、リクルートのニュースも大きな話題になり、文科

      • 教育データの社会実装のために優先すべき論点

        株式会社Libry(リブリー)代表の後藤匠です。 今回は、「教育データの社会実装」を進めるために、優先すべき重要な論点について、自分なりに整理して書いていきます。本ブロクを皮切りに各論点ごとにマニアックに深堀っていく連載シリーズとなります。 後藤自身、2011年、大学4年生の時から起業の準備を進め、文科省事業の有識者を勤めたりしながら、EdTechという立場から教育業界や教育データに向き合い続けてきました。 「教育データ」の価値を信じる一方で、どうにも思うようなスピード

        • 日本を教育に投資できる国にするために

          株式会社Libry(リブリー)代表の後藤匠です。 教育って、 みんな口を揃えて「超大事」というのに、 みんな口を揃えて「予算がない」って言いますよね。 それは、自分も教育サービスを開発している中で強く感じるところです。 そこで、今回は、今どういう状況にあり、自分はそれに対してどうしていきたいと考えているかについて、書いていきます。 後藤のブログを読むうえでの諸注意は下記ブログを御覧ください。 (間違えた認識等があったら優しく指摘して欲しいという趣旨です) 公的資金が

        Rays within You -君の中にある光-

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        • 教育データ政策の重要論点
          2本

        記事

          一緒に学ぶために情報発信をはじめます

          株式会社Libry代表取締役CEOの後藤匠です。 私は、大学院在学中に起業し、デジタル教科書・教材プラットフォームの「Libry(リブリー)」を開発しています。(創業の経緯などはこちら) 2022年度から「学習eポータルの専門家会議」などで有識者委員を務めさせていただき、2024年度は総務省側から教育データ政策に関わるなど、日本の教育政策(特に教育データ政策)ってどう進めればいいかについて、日々考えています。 これから、後藤の情報発信のスタンスを、 「事実や主張を正しく伝

          一緒に学ぶために情報発信をはじめます

          ICTは子どもたちの主体性を奪うのか

          この記事の結論ICTはあくまでも道具であり、善悪を語る対象ではなく、「どう使うか」を考えるべき対象である 子どもたちの主体性を伸ばすためのICTの活用を考えていきたい 生徒のメタ認知を促したり、評価基準を明確にすることによって、生徒の主体的に学ぶ態度を醸成することができる ICTによって急速に変わりはじめる学校現場近年、学校現場のデジタル化が急速に進んでいます。 GIGAスクール構想による一人一台端末の普及や、コロナ禍をきっかけに広がったオンライン授業など、学校現場で

          ICTは子どもたちの主体性を奪うのか

          それでも僕は「公教育」にこだわりたい

          はじめに株式会社Libry(リブリー)代表の後藤です。 私たちLibry(リブリー)はデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」を開発するEdTechベンチャー企業です。 「なめらか」に教育を変えていくことをコンセプトに、全国の出版社と提携し、教科書や問題集をデジタル化しながら、AIサポートによる学習の効率化や、宿題をデジタル化することによる先生の働き方改革に取り組んでいます。 リブリーは、2012年、私が大学院生の時に「全ての人たちが、自分の可能性を輝かせ

          それでも僕は「公教育」にこだわりたい

          Libry、2021年は"飛躍"の1年でした

          2021年も、お疲れさまでした! コロナの盛衰により色々と惑わされたり、東京オリンピックを見てスポーツってやっぱりすごいなって思ったり、2021年も様々な動きのあった1年でしたね! Libryも教育業界も、今年も色々な変化のあった一年でした! 【まとめ】2021年総括 1~3月:オフィスレイアウト変更と組織体制刷新 ■オフィスレイアウトを抜本的に見直し、Libryらしく働けるオフィスへ コロナウイルスによってリモートワークが増えたため、Libryの働き方を再検討しました。

          Libry、2021年は"飛躍"の1年でした

          Libry、2020年も激動の1年でした

          【まとめ】2020年総括2020年のふりかえりを書いてみたら、いつの間にやら5000字近くなってしまったので、まとめだけ先に書いておきます! 本編は、2020年の教育業界の流れなんかも時系列で振り返っているので、ぜひ旧年を懐かしみながらご覧いただければ幸いです! ===ここから本編===1〜3月:GIGA・コロナに、国と連携して対応 ■突如やってきたGIGAスクール構想 2020年は「GIGAスクール構想」への対応からはじまりました。2019年12月15日にGIGAスクール

          Libry、2020年も激動の1年でした

          コロナウイルスにより臨時休校となった学校を支援すべく立ち上がったEdTech企業まとめ【3/9更新】

          2020年2月28日に、文部科学省から「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業について通知」が出ました。それにより教育現場が対応に追われているところだと思います。 少しでもお役に立てればと思い、臨時休校となった学校を支援すべく動いているEdTech企業をまとめたので、ぜひ学校の先生方、お役立てください!(多くの先生方や保護者の方にも見ていただきたいので、ぜひtwitterやFacebook等での拡散をお願いしたいで

          コロナウイルスにより臨時休校となった学校を支援すべく立ち上がったEdTech企業まとめ【3/9更新】

          後藤匠の好きなもの。

          この投稿は、経営者としてではなく、ひとりの普通の男としての、後藤の様々なジャンルの趣味や好きなものを書き留めたものになります。 正直、「誰得!?」と自分でも感じていますが、インターネット上で後藤を調べても、"人間性"がよくわからないということだったので、せっかくなので公開しようと思います。 ※2018年12月2日版(趣味趣向は変わっている可能性があります) << 目次 >> 1. 映画 2. ドラマ 3. アーティスト 4. 絵画 5. アニメ 6. 漫画 7. その

          後藤匠の好きなもの。

          「政治は高齢者びいきだ」って言うヤツこそ、選挙に行け!

          平成28年6月19日の「18歳選挙解禁」まで、カウントダウンが始まりましたね。自分が18歳や20歳の頃、政治についてどう考えていたかというと、そんなに興味も関心もなかったような気がしています。 ・政治家は高齢者ばっかりひいきして、若い層には目を向けていないから、つまらん。 ・政治家って何言ってるかよくわからないから、そもそも選べないし...。 ・自分ひとりが選挙に言ったからといって、◯◯党の勝利は決まっているらしいし、俺が選挙に行ったところで何も変わらないよね。 選挙

          「政治は高齢者びいきだ」って言うヤツこそ、選挙に行け!