駆け出し音楽家が参考にする実話【第三話】
安田淳一氏
農家の安田淳一氏が自主制作映画を作りました。『侍タイムスリッパー』です。
池袋のシネマ・ロサという自主制作映画を上映する劇場で公開されました。私は初日に観に行きました。
会場の前にはなんと安田淳一氏本人がチラシを配っているのです。そんなのもらわなくても観に行くつもりでしたが、なんとなくチラシをもらったから観ようと思った的な雰囲気を出して中に入りました。
『侍タイムスリッパー』
あらすじは、幕末の侍が現代にタイムスリップするというチャンバラ劇です。
5回は本気で泣きます。私がセミナーで話していることがたくさん盛り込まれているからです。
最初に大泣きしたのはケーキを食べるシーンです。
こんな高級な菓子を誰もが普通に食べられるような日本になったんだ・・・と侍が泣き崩れるのです。
「本当にこれが俺が皆に言いたいことなんだ・・・」と、思いました。
皆さんも自分がいかに恵まれた環境にあるかをどうぞ考えてください。私達は徳川家康でも感じられなかった、エアコンで快適な屋内で、あり得ない量のエンターテインメントの海を泳ぎ、信じられないご馳走を毎日当たり前のように食べているんです。それなのに、ちょっとしたことでくじけてどうするんですか?
10回笑う
10回は笑います。これは関西人的なノリが入ってるので関西圏以外の方にささるかどうかは不明です。
でも、全員が笑うのがエンドロールです。最後の出演者やスタッフの名前がずらーっと流れるやつです。
文字だけなんですけど、安田淳一氏の名前が10回以上登場するのです、しかも広告のチラシ作り担当とか、車両(運転手)とかも自分でやってますという流れです。
これが「頑張ったんだなぁ、ホントに」と最後には泣きたくなるんです。
エンドロールの前
一番私が泣いたのはエンドロールの前の文字です。
Dedicate to Memory of Seizo Fukumoto
だったと思います。「福本清三さんに捧ぐ」という一文で映画が締めくくられるのです。
多分分かる人は数人だとは思いますが、感謝感激です。
福本清三さんの人生がそのまま
福本清三さんの人生がそのままストーリーになっています。ネタバレは避けますが、主人公の生き方、助演の生き方、映画自体の内容、ヒロインの生き方、全部に重なってるんです。
なんと
この映画・・・なんとSNSの口コミですごいことになってるんです。もう全国展開することになっており、TOHOシネマとかでも普通に上映されています。
つまり、福本清三氏の人生、安田淳一氏の人生がそのまま映画自体の人生として成功へ向かってるのです。この三重に重なっている、努力のスパイラル、諦めないスパイラル、成功のスパイラルが分かるでしょうか。
さらに私も知らなかったのですが、主演の俳優さんも51歳で初主演の映画です。それが大ヒットですから、この俳優さんの人生のストーリーもその成功スパイラルに絡まっています。恐らく、関係者の方々、協力した方々もその流れに乗ってると思います。
そう、引き寄せるんです。
驚いたのはこれ!
そして、先日10月10日に知り合いがHiHi Jets の舞台に脇役で登場するからと観に行ったのです。HiHi Jetsが江戸時代の不良で暴れまくるという劇です・・・
そうすると、美味しいところ取りの役がお代官様役で、その俳優さんが『侍タイムスリッパー』の主人公なんです。
そう、引き寄せられてるんです。
どうぞご覧になってください。(映画ですよ)
おしまい♫
今日も元気にいってらっしゃい!
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