日本人音楽家の間違った勉強法
日本教育
日本の教育は「教科書に書いてあることをいかにたくさん覚えるか」オンリーです。記憶力があるならどんな大学でも受かります。
アメリカの教育は自分で考えて、行動して、結果を議論するのです。だからアメリカの方が上なんです。私の両親が教師で、父が日本の教育委員会で立場があったから私を日本の学校から遠ざけた・・・ということです。スティーブ・ジョブズが自分の子供にiPhoneを触らせなかったようなイメージです。
歴史
歴史の勉強が最も顕著に受けた教育が現れます。日本人は「どの史実が正しいか」にしか焦点が当たっていません。鎌倉幕府が何年だったのか・・・とかのイメージです。ここに命をかける日本人教育・・・終わりです。
本の前書き
音楽史本の前書きにも書きましたが、徳川家康が質素倹約をしてたんだったら自分も節約しようとするのが歴史の勉強です。徳川家康が実は浪費をしていたと知ったら「じゃあ自分も浪費していいんだ」とはならないのです。史実なんてどっちでもいいんです。
学び方
史実と「される」ないようを知って、それをどのように自分に取り入れるかを考えるのが最初のステップです。
実践
そして考えるだけではなく実践しなくてはいけません。上手く行くことも失敗することも自分に合わないこともあるでしょう。その試行錯誤が大切です。
結果
そして、何かしらの結果を残している必要があります。どこの誰が見ても「これが結果」というのが残っていないといけません。
ウソで大丈夫
元になった史実について歴史的な研究が進み、それが全くのデタラメで、間違っていたとしましょう。それ・・・デタラメでよかったと思えれば大成功です。
最悪なパターン
よくないパターンは史実をもとに考えることもせず、実践もせず、結果も出していない状態で、史実の正誤を議論するパターンです。
最悪なパターン・・・これ結構多いのですが、「鎌倉幕府が1192年」という内容から社会で結果を出した人がいるとしましょう。ローソンでバイトしている学生が「あ、違いますよ!鎌倉幕府は1185年です」と言うパターンです。どの口が誰に向かって何の権限を持って・・・と、皆がぞっとします。ただ、結果を出している人は相手にしないんです。
この議論は、1192年と考えて10億円稼いでる人と、1185年と考えて10億円稼いでる人との間で、人生の祝杯をあげながら談笑する時のみ可能です。9億円しかいない人はその議論に参加することはできないのです。沈黙すべき雑魚なのです。
是非、日本教育ではなく、アメリカ式の「考察」「実践」「結果」重視の勉強のしかたで音楽家として成長してください。
プラグマティズム
上記はお分かりのように行動主義、プラグマティズム、パース、ジェームス、デューイです。
23歳まで海外で育った音楽家の「基地街」的な頭が参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
日本の音楽家を応援しています。
今日も元気にいってらっしゃい!
上記のような学習ができるように以下の書籍書いております。
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津本幸司
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