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音楽家「敗北主義」のすすめ

敗北主義

敗北主義とは戦う前から「どうせ負けるに決まってる」と決めつけてかかることです。音楽家コーチングⓇではあるまじき行為のように感じます。しかし、これは日本人音楽家が保持しておかないといけない理念なのです。逆説的な真理を文学と共に音楽家に伝えますので、知能指数110以上の音楽家のみお読みください。110以下の方は間違って解釈して自害行為に及んでしまうので、私のマレーシア移住マンション探索の旅のスレッズをご覧ください♫

19世紀半ば

空前の投機ブームのロシアでは「お金がすべて」という拝金主義の時代、商才のある金持ちの息子が、貧乏な軍人に向かってその息子の目の前で恥をかかせました。そして、息子に言いました。

「お金持ちくらい世界で強い人たちはいないんだよ」

と言いました。息子は

「じゃあ、ぼく、大金持ちになってみんなを打ち負かし、皇帝さまからご褒美もらう!そしたら、もう誰もひどいことできないから」

と言いました。

リアリズム

正義や真理を教えるのが親の役割との常識を打ち破るこの、リアリズムな敗北主義を拝金主義に唱えるのは、志し、傷付き、誇りの3拍子が織りなす心理を見事に表現していると思います。

この時点で何の話か分からない方はここでお読みになるのを辞めて大丈夫です。

ドストエフスキー

ご存知、ドストエフスキーの作品『カラマーゾフの兄弟』の中にある通りすがりの脇役親子の話(ございます大尉のこと)です。このスルーしがちなちっぽけな話の中に、ドストエフスキーの本質が詰まっています。

私は大学時代にロシア語原文を辞書を引きながら読んで全く理解できず、英語で読んである程度分かった気になり、米川氏翻訳の日本語で逆に分からなくなり、大学卒業して帰国したら原卓也翻訳を読んで、なるほどと思い、2007年に亀山版を読み直して、自分が完璧に「間違って解釈」していたことに気付かされました。

学び

私は現役の音楽家時代から今に至るまで一貫して上記の思想を受け継いでいます。数多くの教則本や、このnoteや低知能ギタリストのために書いているブログもそのスタンスです。

悪意や敵意のある低知能音楽家が読むと当然

「貧乏人は死ね、サラリーマンのような社畜はくたばれ、公務員はゴミ、経済力に力を入れない者、そして入れ過ぎる者も同類の馬鹿、アホは死ね、学のない人間は生きる価値がない、運動できないなら息をするな、頭がないなら文字を書くな」

と、捉えることでしょう。

この部分をカカシ論法で攻撃するのはIQ90以下のゴキブリですので問題ないのですが、IQ100前後の一般音楽家、兼業音楽家は傷付いてしまいます。そして、傷付いたままになります。そして諦めます。

これでは意味がないのです。

まとめ

リアリズムを貫き、敗北主義に徹することが今世紀を勝ち抜く心理的裏技だと気付いて欲しいのです。

とにかくまず読んでください

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以下の書籍でもワークをしながら時間管理、人生管理のご準備を宜しくお願い致します。


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