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音楽家のやり残しをなくす方法
やり残し
先日バークリーの元教授が逝去されました。
So, this was my life
と、言い残されたそうです。非常に満足されていたとご家族は言っておられました。
若い頃は従軍ジャズバンドとして働き、ニューヨークのビッグバンドに入り、バークリーの教授になり、その間の自分名義のライブをボストンで精力的に行い、学生達に慕われて退官し、孫に囲まれて老後を過ごしたそうです。
何も「やり残し」のない素晴らし音楽家としての生き様だと思います。
デスベッド
チャップリンはじめ、この先生や他の偉大な先輩達が旅立たれると毎回コーチからの言葉を思い出します。
「死ぬ間際になると、デスベッド(死の床)にいるオマエの周りに数人のゴーストが立っているんだ。そのゴーストの名前はオマエがやれたのにやらなかったやり残しだ。その後悔のゴーストなんだ。やり残しの数だけゴーストはいる。オマエは何人のゴーストに囲まれて死にたい? デスベッドで看取ってくれる家族の数よりもゴーストの数が多い人間・・・・・・たくさんいるんだ。さぞ無念だろう。俺ならゴーストは一人もいらない。だから、ダメ元でもやり残さずにすべてやりきるんだ。偉大な人達はゴースト無しで死んで行くから、満足に死を迎えられるんだ。」
「先生のデスベッドにはゴースト皆無だっただろうな・・・」と想像すると、自分も「いつか」と言って先延ばしにしていたことを「今」やる気になれます。
失敗は後悔しないが・・・
失敗したことを死の間際で後悔する人なんていないそうです。でも、やり残しはみんな後悔するそうです。
音楽家の皆さん、「やり残し」をなくしませんか?
日本の音楽を応援しています。
今日も元気にいってらっしゃい。
津本幸司
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