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音楽家の正しい音楽人生の楽しみ方

最初の間違い

まず、結論を先に述べると、音楽家の間違った音楽人生の楽しみ方は「困苦と戦うことを目的としている活動」が中心になっていることです。

今、ご自身が動いている理由を考えてください。「やりたくないけど、やらなきゃ生活できないから動いている」とか、「決めたことだから」とか、「これやっとかないと後からやばくなるから」という活動だと間違いです。

お勧めは三種類からの抜粋

  1. 再生力の楽しみ

  2. 身体的な刺激の楽しみ

  3. 精神的な感受能力の楽しみ

再生力の楽しみ

再生力の楽しみとは飲食、消化、休憩、睡眠です。これは非常に動物的であり、人間でなくてもできることです。この再生力の楽しみに重きを置いて音楽人生を送る人などいないでしょう。

しかし、一般人はこの再生力の楽しみが人生の唯一の楽しみになっている場合があるのです。これでは動物以下です。

身体的な刺激の楽しみ

身体的な刺激の楽しみとは行楽、格闘、舞踏、乗馬、運動、極端な例だと戦争です。これは人間でないとできないことですが、芸術性に欠ける人であっても、知性に欠ける人であっても求められる楽しみです。

誤解のないようにこれらの専門家が低知能という意味ではありません。

精神的な感受能力の楽しみ

精神的な感受能力の楽しみとは、観察、思索、観照、詩作、絵画、彫刻、音楽、学習、読書、瞑想、発明、哲学です。

これがお勧めです。これが唯一音楽に携わる芸術家として生きる私達が送る音楽人生の楽しみ方の正解です。

上記すべてショーペンハウアー『幸福論』からの考察です。

まとめ

生きていること自体がアートになっていると考えてすべて一秒を精神的な感受能力の楽しみで満たせれば、さぞ豊かな音楽人生になることでしょう。

日本の音楽家を応援しています。

今日も元気にいってらっしゃい!

津本幸司

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