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音楽家が2045年に向けてやること【シンギュラリティ】

2045年

シンギュラリティ、つまりAIの知能が人間を上回る2045年に向けて、私達音楽家がやるべきことはなにでしょうか?

結論

それは、アブダクション拡張能力を鍛えることです。

※前提として

いろんな論者がいますが、私が属する派閥とでもいうのでしょうか、私達は「シンギュラリティなんて何も怖くない」という派です。怖がってる論者は不安を煽って注意を引きたいだけだと考えています。

私達はシンギュラリティで一段とユートピア(理想郷)に近付くと思っています。怖がる派閥はシンギュラリティで人間がAIの奴隷になるディストピア(暗黒世界)しか想像できないのだと思っています。そして、どちらも正しく、どちらも同時に訪れると考えています。つまり、ユートピアを想像してた人にはユートピアになり、ディストピアを想像してた人にはディストピアが訪れます。

「世の中すべては、自分の脳で作り出したものが反映されてるだけ」というお釈迦様の教えです。

アブダクションとは

アブダクションとは「似た答え」です。「カレイ」を見て「ヒラメ!」と答えたりすることです。スーパーで「わさび」を探すのに、なんとなく魚売り場の近くを通るのもアブダクションです。AIは近似値ではなくて、できる限り正確なものにしようとします。既に、グーグルの画像検索はカレイはカレイ、ヒラメはヒラメと答えられるようになってます。AIに聞くと、わさびはスーパーの左から3列目上から2段目の棚と教えてくれるでしょう。この方向にしか行けないのがAIです。

アブダクションから広がる世界

しかし、これの不正確なアブダクションのおかげで広がる世界があるのです。私自身ヒラメとカレイの違いが分からず銀座の寿司屋で職人さんに教えてもらい、ワイワイ飲んでたら結局酔っ払って忘れてしまい、また後日同じ話でワイワイ・・・このようなアブダクションからの世界の広げ方はAIにはできないのです。論理的な計算ができる方向にしか向かわないのがAIです。インダクション(帰納法)とディダクション(演繹法)のどちらかに持って行き正解を出すことしかできないのがAIです。(これだけディスればAIの大群が襲ってきそうですが)

だからこちらの世界で楽しむ能力、つまりアブダクション拡張能力を鍛えれば良いのです。

まとめ

音楽家は演奏を間違えます。この間違いから広がる世界・・・是非これを皆さん想像して下さい。良いことも、悪いことも、楽しいことも、悲しいこともたくさんあります。これが出来るのが私達人間の音楽家です。

アブダクション拡張能力を鍛えずに「間違いは悪」として、間違いを悲しみ、正解を喜ぶ方向だけで音楽活動をしている人は、2045年にAIの奴隷になると考えています。

一個人の意見としてお考えください。

津本幸司

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