女性音楽家 世間に変人と思われても大丈夫
世間
世間は全体主義に染められた人が99%です。音楽家はその輪に入りませんので、世間からは変人扱いされます。これでいいんです。
※この記事はクライアントからの許可を得て書き、全文本人に読んで確認してもらい、さらに謝礼を払って公開しています。
女性音楽家クライアント
昨日は女性クライアントの音楽家コーチングⓇの日でした。私立音大卒の45歳のソプラノ歌手です。現在中堅歌手として細々とオペラの仕事をもらって、隙間時間にレッスンをして生活をしているようです。トップ歌手になるという夢、プリンシパル(主役)になる目標をもって頑張っています。私は心から応援しています。でも・・・周りからは
「そろそろ落ち着いた方がいいんじゃない?」
「もう若くないんだし、いつまでやってるの?」
「夢を追う年齢じゃないでしょ?」
「普通はもう会社で結構な立場になってるよ」
「同級生達はもう主婦としてのんびり暮らしてるのに」
「パートのおばさんと変わらないじゃん」
「普通に仕事した方がいいんじゃない?」
との意見に毎日鬱っぽくなるというのが問題でした。
全体主義
「ドイツ国民は一致団結すべきだ」
「我らが上等民族だ」
「ユダヤ人が低俗民族だ」
「ユダヤ人が金持っているからドイツがおかしくなる」
これに対して感情を持って考えて「そうだそうだ!」というならまだしも、思考停止で「殺せ」との指示に従い、何の感情も持たずに生きるのが全体主義です。
だから考えるのを止めた人は悪くないんです。その全体主義構造が悪いのです。
したがって、ユダヤ人虐殺をした死刑執行人一人が悪いわけじゃない・・・と、言って「オマエはナチスか!死ね!」と言われたのがハンナ・アーレントです。
本読みたくない人は映画見てください。ほぼドイツ語なので観るのしんどいですけどね。
アーレント
アーレントは変人扱いされたままでした。でも、いいんです。世間は思考してないから分かろうともしないんです。
アーレントは弁解ではなく主張を続けました。
本物はこちら・・・死ぬほどかっこいいです。
自分も
自分も「分かってもらおう」としなくていいんです。
世間には分からないんです。世間は全体主義の中の構造すら理解してないからです。
サラリーマン批判
私が個人的にサラリーマン批判をしているのはサラリーマンが悪いと言っているのではなくて、サラリーマンになるように仕向ける社会構造、日本の全体主義が悪いと言っているのです。それをサラリーマン達が敵視してるのでおかしいのですが、そこは弁解するつもりもありません。アーレントと同じ主義を通します。何人が脱サラして音楽家になって成功していることか。
言いたいこと
言いたいのは、主義は曲げなくていいんです。変人扱いされてもいいんです。人に分かってもらおうとしなくてもいいんです。人に合わせなくていいんです。多数の意見に合わせることはやってはいけないんです。だから、先述の意見がたくさん出れば出るほど、「自分は正しいことをやっている」と思えばいいのです。
確信しています。彼女は5年以内に結果が出るはずです。経験上分かります。恐らくセミナー受講生達は「あ、はいはい、このパターンの人ね。そりゃまた成功するわ」と思うはずです。マインドセット形成が完璧だからです。
おしまい♫
津本幸司(オフィシャルHP)マインドセット形成は9月22日に
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