他人と沈黙・緊張状態におかれた人が"汚い言葉"や"突然他人を傷付けたらという恐怖"を感じた事がある人は少なくないと思う
幼少期から、生活に支障が出る程ではなかったが、これに苦しい気持ちになった事は割と日常的にあった。
今この緊張状態の中「こんな言葉を急に発したらどうなるのだろう」とか「(足元に屈んでいたり背中を晒している他者を見て)今この人を突然攻撃したらどんな風になるのだろう」といった不合理な考えが頭をよぎり、そんな事は考えてはいけないと考えを消そうとするほどその思考が離れなくなる。そのうち違う事を考えていれば頭から離れやすいと気付くようになった。
いつか自分が他人を攻撃してしまうのではないか、こんな事を考えている自分はおかしいのではないか、と気が気では無かった。制御できていることだけが救いだった。幼少期のストレスなども関係していたと思う。
トゥレット症は運動障害であって神経症や精神障害などとは異なる病気だとイメージしているのだが、強迫性障害の加害恐怖などストレス下や一定の心理状態においてそういう傾向の思考のバグって誰にでも起こり得るんじゃないのだろうか、と思っている。程度の大小あれど、それを払拭できていて、尚且つ覚えている事も無ければ健常者だろうし、それを制御できなくなったり歯止めが効かなくなってきたら立派な障害だろう。
もしそうやって悩んでる人が居たらおかしいのは貴方だけではないと思う。たまたま貴方だっただけで、誰にでも起こり得るのだ。誰よりも辛いのは当事者である。たまたま起こらなかった周りの人は、そんな気持ちで慈悲の心を持って平等に接してあげてほしい。やりたくてやっている訳じゃない。非合理的な事も、おかしい事も、わかっているのに、やめられないのだ。
悩んでる人がひとりでも少なくなることを祈ります。