【六日目】三島〜富士
今日のルートは見どころがない。
大きな道路沿いをただ歩くだけの日。
こうなるともうつまらないというよりめんどくさい。
昨日の箱根が大変だっただけによりそう思う。
どうにか面白くならないだろうか?
暗中模索して思いついたのが、暗中模索。
夜を歩く。
六日目。
六日目のメインディッシュである富士山がもう出ました。
あとは静岡を抜けるべく、道路沿いをまっすぐに進むだけでーす。
箱根の写真が多すぎて五日目の旅日記がまとまらない。
加えて足が痛すぎてものを考えられない。
いつもはチェックアウトのタイミングで旅日記更新だが、今日はなかなかそういかないので場所を押さえて作業することにした。
スタバで作業していたら全然歩いてないのに15時を回ってしまった。
店員も「こいつ見た目バックパッカーやのにスタバでめっちゃ作業するやん」と思ってたと思う。
旅日記をなんとか更新──したものの、
15時から歩いて辿り着けるちょうど良いばしょにホテルがない。
本当なら25〜30キロ歩きたいが、そうするとその日のうちにたどり着くことができない。
そこで思いついた作戦が『昼間寝て夜中歩く』作戦。
これは、昼間寝て、夜中に歩く作戦だ。
そうすればその日の宿代は浮くし、
チェックインがないから自由に歩けるし、
何よりつまらないルートが特別っぽくなる。
そのためにどっかで仮眠をとりたい。
どこかにスーパー銭湯はないか調べて見たら、三島の程近くに0時までやってるところがある。
このスーパー銭湯はすごい。
ゲーセンとパチンコとボーリングが一緒になっている。
まず建物の外観がパチンコ店。(写真忘れた)
中入るとゲームセンターとボーリングが目に飛び込んでくる。
パチンコは扉挟んで別のエリア。
銭湯は2階。
なかなかファミリーにはハードルが高そうなスーパー銭湯だ。
とにかく足が痛いので、電気風呂で足の治療をしてみた。
ビリビリするところに膝を当ててマッサージ。
そしたらあら不思議。
大悪化。
膝パンパンに膨れ上がってた。
なんとか風呂から抜け出して、休憩処で仮眠。
2時間くらい寝たらスッキリしたので、22時再出発。
の前に足が痛すぎなので、薬局で高い湿布買った。
40枚千円のセコな湿布じゃない。
高い湿布を貼ったら、痛いけど我慢できるレベルに治ったので、夜道をさくさく歩いた。
ほとんどの道が舗装されていない。
誰も歩かないからただの草むらみたいな道もある。
この辺は道があまり手入れされていなくて、
草が完全に歩道を侵食していて、誤って草の根元踏むと足首がグキっとなったりする。
歩行者殺し。
完全に削りにきてる。
足元が見えないからスマホのライトで照らしながら進む。
しかし、この歩道の草は勝手に生えてきたのだろうか?
手入れができないなら無くせば良かったのに。
駅は落ち着く。
明るいし道が舗装されてるし。
だけどこの辺りには正直何も無い。
何の建物があったかさえ思い出せない。
もう少し歩を進める。
港に出た。
この辺りの海もやはり暗くて何も見えないのだけれど、向こう岸に街明かりが見えて、水面に反射した光がユラユラ揺れて、何だかカラオケ映像みたいだった。(伝われ)
さらに進んで牛丼屋。
そう言えばスタバ以降何にも食べてない。
寒い中歩いて、疲れてが溜まっている中、久しぶりのお店。
貪るように食った。
この牛丼の美味さったらなかった。
今の時代、好きな所で好きな時間に好きな物が食える。
だからこそ旅の飯は、「何を食うか」でなく「どうして食うか」という意味が大事な気がするな。
知らんけど。
それからもう少し歩を進めようかと思ったけど、不眠で歩くのは流石に無理。
何処かで仮眠をとって、昼過ぎに再出発が良いだろう。
今回は見る所も少ないので夜道を歩いたが、ずっと真っ暗なとこ歩くならウチの周りグルグル回ってりゃいい気がした。
調べて見たら近くにスーパー銭湯があった。
スーパー銭湯で休もう。
スーパー銭湯巡る旅かよ。
支出
Boooooフラペチーノ 745円
スーパー銭湯 780円
お芋ミルク 140円
マッサージチェア(古い型でほぼ意味なし)200円
ホットロイヤルミルクティー 130円
梅よろし 130円
湿布 2618円
スコール 105円
おろしポン酢牛丼 730円
チキンクリスプ 180円
めぐりズム炭酸パック 312円✖️2
計6382円
反省
最初から高い湿布買っときゃ良かった
体重
93.5キロ
↓
91.7キロ(風呂上がり)
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