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サウナ×モノとコト
こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。今回はサウナを経営学のモノ消費コト消費の視点で考えます。
「よーしサウナに入るぞー」と読んだ人になってもらうのが目的です。入ったら教えてね。
要点は「サウナに入るとモノ消費からコト消費へと考え方がシフトする。」です。
こんな人に読んで欲しいです。
・自分で自分の時間を充実させられない人。
・サービスで人を満足させたい人。
自分に対して、ひとに対して豊かな体験構築ができるためにサウナに入るべきなんです。ということを経営学のモノ消費コト消費の視点から語ります。(もの消費って何と言う人は下記参照!)
https://www.google.co.jp/amp/ferret-plus.com/amp/6452
あなたはこんなことを考えたことありませんか?
「サウナって熱いのによく入るな」
実はここに、ミスコミュニケーションが発生しています。簡単に言うと、サウナはサウナ室(木張りの熱い部屋)のことだけを指しません。
物質的なサウナにとらわれずに、"サウナの体験"として見てみましょう。
モノ(物質)としてのサウナ
=サウナ室
↓
コト(体験)としてのサウナ
=サウナ水風呂休憩+αを通じた体験
体験としてみるとサウナが人々を惹きつける魅力が見えてくるんです。
たとえば、モノ視点からサウナを見ると機能に目が行きがちです。サウナマニアだと定番の話題ですが、
「サウナは10分入る」
「サウナ100度だ、最高!」
「水風呂15度、塩素臭がしない、すごい!」
知らない人からすると、ちょっと引いちゃいますよね。安心してください、これは本質的な話じゃなくてあくまでマニアがあえて変態的に語ってるものです。
では、コト視点でサウナを捉えてみましょう。
ゆっくりと汗をかきながら物思いにふけるサウナ。
↓
ほてった体を包み込むように冷ましてくれる、身も心もすがすがしくなる水風呂。
↓
外に出ると皮膚は引き締まり内側からポカポカとエネルギーが湧いてくる休憩の時間。血が巡ってる!気分爽快、ああ生きてる!
これがぼくがしてるサウナのコト消費です。
このモノとコトの違いがわかるでしょうか?
"知覚している体験価値"をしっかりと捉えているかどうかです。コト視点において数字とかは究極どうでもいい場合がほとんどです。ぼくにとって大事なのは体感しているサウナセッションが気持ちよいこと。
戦後のイケイケどんどんの時代と違って現代はモノが溢れコモディティ化(似たり寄ったりでなんでもいい)しています。モノだけでなくて、モノからどんなコトを得ているかを捉えないと自分やお客さんのハートは掴みにくい。
とまあ、硬いビジネス論は一旦脇に置きます。
最後にぼく自身の行きすぎたコト消費を紹介して考えの役に立てば嬉しいです。僭越ながら…
実は、ぼくはサウナに毎日入ったりしません。
むしろ"断サウナ"をします。「サウナ好きって言うなら毎日サウナに入っていろんなサウナを発信しなきゃ」と焦った時期もありました。「水風呂15度が至高やなー」とか知った顔で言ってました。よう分かりません。
やめました。その向き合い方はモノのサウナで、ぼくが好きなコトのサウナじゃないからです。
最高に気持ちいいサウナセッションを追求したい。そのために、なにをするか?を模索しました。
サウナで限界までいってから水風呂入ると気持ちいい
水風呂でキンキンに冷やしてから休憩すると気持ちいい
を発見しました。さらに進んで
疲れてる時のサウナは気持ちいい
すっごい久々に入ったサウナが気持ちいい
ということを発見しました。
そこで断サウナを始めました。サウナのコトを最大限に増幅させるために、わざとサウナに入らないんです。
ぼくの中のサウナのコト消費は、温浴施設に行くところから始まるのではなく、毎日の労働生活から始まってます。もしかしたら生まれた時から始まっています。全てが複雑に絡み合った体験構築の伏線です。
サウナに入っていない時間もサウナ体験だ
こう考えてから嫌なことがあって疲れても「サウナ最高に気持ちよくなる!ありがとう!」と思ってしまいます。
自分を充実させる体験構築、顧客を喜ばせる体験構築、モノの機能ではなくコトの価値を高めるんです。ぜひサウナに入ってコト消費について考えてみてください。
では良いサウナを!