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上祖師谷さんぽ 吉実園

京王線千歳烏山駅から南に12分ほど歩くと、世田谷区の住宅街の中で「コケコッコー」と鳴く声が聞こえる場所があります。声をたどって行くと、そこは「吉実園」でした。私の住む施設からは徒歩10分ほど。

吉実園は、およそ6千坪の広大な敷地で、造園業・養鶏・野菜栽培を営む複合農家。特に養鶏では純国産鶏「もみじ」の他、青い卵を産む南米原産の「アローカナ」など珍しい鶏を放し飼いしています。

代々江戸時代から続く農家でしたが、現経営者の吉岡さんの祖父が植木・造園業として吉実園を創業。その後、経営を多角化し、造園業以外に養鶏、養豚、野菜栽培をされています。

ニワトリは植木畑の除草のため飼い始めたらしいです。野菜栽培の肥料は鶏糞や米ぬかの他、植木から排出された剪定枝をチップにして利用する堆肥を利用。循環農業を実践しておられます。(参考:下記レポート)

養鶏所の道を挟んで反対側に「吉実園」と書いた大きな石があります。

入り口すぐに販売機があります。卵、野菜、果物、切り花などが売られています。

赤玉は「もみじ」の卵、8個500円。私は青白い「アローカナ」の卵を購入しました。6個500円です。写真より実際は青っぽい色をしています。

家族にお土産にしつつ、私も卵かけご飯で美味しくいただきました。

ご馳走様でした。世田谷、地産地消!

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