1人の人の対して、 「嫌い」という感情を持ちながら、 「愛している」というのは、 私の中で成立しないことだった。 「嫌い」は「愛していない」。 「好き」は「愛している」と同じジャンル。 そんな感じだった。 恥ずかしながら、40代半ばまで、 複雑な感情を抱えられる程、 私の中は成長できていなかった、ということ。 私は母のことがすごく苦手だったけれど、 なぜだか「嫌い」とは思えなかった。 かといって、「好き」ではないことははっきり分かっていた。 長年のカウンセリングで、
母との間に強い心理的葛藤を抱えていた私。 葛藤が大きかったとき、 母のことを ・そもそも母親に向いていない人 ・不幸の選択しかしていないから幸せになれない人 ・愛を拒否し続けていることに気づいていない人 そんな風にとても残念な存在と思っていた。 (かなり失礼ではあるけれど、当時の正直な気持ちです)。 どうして幸せになろうとしないんだろう? 不幸を繰り返して悲劇のヒロインで居続けるのは疲れない? 母に直接は聞けず、私の中でずっとグルグルと回っていた質問だった。 母は
今日お墓掃除に行くと、お墓の周りの草むらにたんぽぽが咲いていた。 日中はまだ暖かくて今年の冬は暖冬なのかな?と、ふと思った。 毎月のカウンセリングを続けて8年目に突入した。 本当に少しずつ前に進んできた感覚がある。 私の最大の難関は母との関係だった。 母を心から愛せないことが苦しかった。 ずっとずっと本当に苦しかった。 いつも心が晴れなくて、違和感があって、 すっきりしなかった。 カウンセリングを受け始めるときの目的は、 母との関係のことではなく、自分自身の問題を解決
やっと心からそう思えるようになった。 心が迷わず、素直にそう思えて、 遠慮なくそう言える自分を、 とても嬉しく感じている。 「家族を大切にしたい」という思いは、 以前からあったけれど、 カチッと決めきれずにいた。 長年の複雑な葛藤を抱えた家族の存在が あまりに重すぎて、 家族みんなで幸せになる夢が 私にはとてつもなく遠くに思えた。 家族間の葛藤の少ない家庭を見ると、 心底うらやましくて、何度も涙した。 私の家族には、こんな未来はこないなぁ、 私の今世では無理なこ
「大好きな野球のことを話してくれるときの、 そのいきいきした感じで、私の話を聞いて欲しい」 先日、私から夫にお願いした言葉。 今日の出来事、感じたことを話していると、 夫はうつむいて小さくうなづくだけで、 それ以上の反応がないことがある。 それにさみしさを感じて、 もっと私の話しを聞いてほしい 私の話から何を感じたのか話してほしい、という 思いを伝えたら 夫は 「前に、君の話を聞いて、自分が思ったことを話したら キレられたことがあったから」とボソッと言った。 えっ!
********** ・日時 6月10日(月) 10時~12時 ・場所 三原市糸崎3丁目12-43 「お母屋とはなれ」さん ・対象 女性のみ 年齢不問 ・料金 3,000円(税込) ・持参 水分補給の飲み物 ・申込 LINE ************ ~ご案内~ 今月から6か月サロンを開催しています。 1ヶ月に1度集まって 「この1ヶ月どうでしたか?」と 自分の心 自分の感情 自分の意識 に繋がる時間を共にし
心がカサカサする。 まるで冬の手荒れのよう。 バランスを崩してる・・・・と 「自分」を察知する。 ある程度の期間をもって、 うるおいを戻すケアをしていく。 私にとってのそれは「読書」が当てはまる。 今、夢中で読んでいるのは「紙屋ふじさき記念館」。 とっても好きな小説。 主観的にもなれるし、 客観的にもなれる。 意識を自由に行き来し、 「感じたいこと」を感じてみる。 ・自分の内側の「好きなこと」に真剣になっている感じがさわやか! ・「縁」がつむがれていく世界観に
「本当に大丈夫?」 疑いや心配のエネルギーを乗せて発してしまった言葉。 そのエネルギーに違和感を感じているのに、 止められなくてついつい言ってしまう。 夫と出掛けるとき、夫が目的地の方向を間違えることがよくある。 すんなりと行けなくて、小さなイライラがわいてくるのが自覚できる。 イライラを拡大させたい訳ではないのに、 イライラに焦点が当たり、離すことができず 不機嫌さが溢れてしまう。 そんな自分をとっても残念に感じる。 またやってしまった(-_-;) イライラの
未だに悩むことがある。 「できない」とあきらめていいのか。 それとも「できない」のなら「できるようになる」ために 挑戦した方がいいのか。 どちらがいいんだろう? どうしたらいいんだろう? そんなことを思う。 以前は、「できない」ことは「ダメ」「さぼる」「努力不足」だと 揺るぎなく思っていた。 だから私はいつも「向上していかないと」と焦っていた。 明らかに心が慢性的に疲れていて、そして、マヒしていた。 「できない」ことを「できるように」努力しないのは、 「大人げな
「今、この瞬間、その存在を愛することだ!」 1時間程度のノートワーク。 最終的にたどりついた言葉で、 自分が心底納得したものだ。 今日、心がザワザワすることがあって、 それに向き合うために取り組んだノートワーク。 何にザワザワしたのかを具体的に ノートに書き出していく。 自分の内側に意識をものすごく集中させ、 どんどん書き出していく。 あふれるくらい次々と出てくることもあれば、 少しの間、ピタッと止まったように何も出てこないときもある。 最近、ノートワークで内観を
幸せな「我慢」と不幸な「我慢」 先日、とっても素敵な年配女性と 少しお話をする機会に恵まれた。 その方とのお話の中でハッ!としたことがあり、 それが私の長年に渡る思い込みに気づく大きなきっかけとなった。 私は「我慢」は、自分が幸せに生きていくために、 なるべくしない方が良いもの、と思っていた。 我慢をしてしまうと、いつかそのツケは怒りやイライラとして 噴出してしまうものだから、と。 だから、自分なりに普段からけっこう細かく、 自分の内側に「我慢していない?」と問うて
こんにちは。 いつもお読みくださりありがとうございます。 今日は、来月からスタートする「6か月サロン」のご案内です。 ・日時 ① 5月14日(火) ② 6月10日(月) ③ 7月 8 日(月) ④ 8月12日(月・祝) ⑤ 9月 9日(月) ⑥10月14日(月・祝) 全日10時~12時 ・場所 広島県三原市糸崎3丁目12-43 「お母屋とはなれ」さん ・対象 女性のみ 年齢不問 ・料金
「自分の幸せに本気で取り組んでみる」 自分の幸せを本気で考えて本気で取り組んだことのない人は、 周囲から幸せを受け取るのは難しい。 先日、知り合いの人から聞いた言葉。 深い!と思った。 同時に「確かに!」とも思った。 本気で考えて取り組んでみることを あきらめてしまっている奥には、 ・誰も私のことを理解しようとしてくれない ・誰も私の本当の幸せを考えようとしてくれない という思いが眠っている。 それは深い悲しみと言える。 もし、自分の愛する人が、このような状態
・日時 ①4月15日(月) ②4月21日(日) 両日10時~12時 ・場所 三原市糸崎3丁目12-43 「お母屋とはなれ」さん ・対象 女性のみ 年齢不問 ・料金 初回参加者/無料 2回目以降/1,500円(税込) ・人数 各回3名程度 ・持参 水分補給の飲み物 ・申込 InstagramDM or LINE ご希望の参加日をご記入ください **********
今日はご近所のcafeで開催された JAZZ LIVEに行った。 ギター、ベース、ピアノ、ハーモニカ。 4人が奏でる音楽が美しかった。 音が喜んでいる、音が弾んでいる、 そんな印象を持った。 音楽家が音と一体となり、 空間に投げ出した音を 内側の感覚に意識を向け、 「振動」で感じてみた。 「振動」として内側が揺れる感じを、 心地良く感じた。 ふと、「揺れる」という感覚から 連想したのは、心の反応のことだった。 以前の私は、心が「揺れる」ことが本当に苦手だった。
昨日はお墓参りとお墓掃除をした。 掃除の際には、ビニール手袋を付けて、 草むしりをしたり墓石を拭いたりする。 掃除が終わって、ビニール手袋を外そうとすると、 内側に小さい水滴がいくつか付いていて、 手の皮膚が呼吸していることが分かる。 そして、ビニール手袋を外すと、 手が涼しく感じるし、皮膚呼吸の制限がはずれて自由になった!と 皮膚感覚で理解する。 でも、普段は手の皮膚が呼吸をしている、と感じることは、まずない。 感じないから意識も向いていない。 心のことも一緒だな