見出し画像

いつもと違う選択をするだけで、世界は平和に近づくかもしれない

社会人&上京一年目の私。
正直、去年の夏ぐらいまで東京に行く気はなかった。
そんな私が東京にいるのは、昔の私だったら想像もできなかったと思う。


いつもと違う選択肢を取ってみたから、今がある

価値観が変化するときは、迷いや気づきを得てから起こると思う。

都会には絶対に住めないと思っていた

高校生のとき、修学旅行で東京にきた時、空の青色が薄くてびっくりした。呼吸が浅くなってような気がして、人の多さに疲れてしまって、「絶対東京には住めないだろう。」なんて考えていた。

そもそも「都会」という概念に苦手意識があり、札幌にも都会のイメージが強かった。大学受験は「人混みが無理だから札幌の大学にはいかない!」と小樽や釧路などの地方大学を受験した。

大学生活3年間住んだ釧路は大好きだったし、住み心地も居心地もとてもよかったけど、その後の大学生活2年間を札幌で過ごしたかったのは、日常から「デザイン」に触れられる環境に住んでみたい都会の方がいいデザインの目を肥やせると感じたから。

東京に行く、道外に行く選択肢を取ろうと思ったのは、

①環境を変えなきゃ成長できないと思ったから
②「一度は道外に出た方がいい」「一回は東京に行った方がいい」という大人の意見を確かめたかったから
③ゆくゆくは海外で学びたいと考えるとステップアップのために道外に出る経験をした方がいいと考えたから

キャリアや将来を考えた末、環境を変える選択をとった。
結果、今時点で判断できないかもしれないけど、後悔はしていないし、ここにいるからこそ学べていることが圧倒的にあるとも感じている。

近所は治安がまだいい方(?)だし人は多すぎないから、休日はちょうどいいけれど、正直、東京暮らしはまだ慣れない。
街に出かけるときは人混みも満員電車も騒音も苦手で仕方がない…。空いている時間を選んだりイヤホンで耳栓したり、自分が生きやすくなるような工夫をしながら適応しようと戦っている(ノイズキャンセリングは正義の味方✌️)。

12月なのに紅葉がある驚き

北海道の秋はあっという間でじっくり感じたことはなかったけれど、東京の秋は「秋っ晴れ」が多くて、紅葉とのコントラストがすごく綺麗。東京の好きなところだと感じた。

東京の上場企業で採用をもらえると思ってなかった

今所属している会社は、求めている文化・希望の職種がある・通年採用をやっているという視点で応募したけれど、よくみたら社員400人近くの上場企業だったから「私なんかが受かるのか?」と思い、さほど期待していなかった。

「きっと受かる人は、コミュ力高くて高学歴の人ばっかなんだろうな〜」と思いつつも、意外と書類選考も一次面接もトントンと進んで行った。

入社後に知ったけれど、私の所属している会社の新卒は「好奇心旺盛かどうか」「自分の意思で人生を選択してきたか」をみている?らしい(もちろんその視点だけで評価されているわけではないはず)。

案の定、同期は偏差値の高い大学出身者や外国人が多いけれど、「好奇心旺盛」という視点で「地方大学経済学部に所属しながらもデザインを始め、フリーランスとして活動していた」という事実が同等(?)の強みとして評価してもらえたかもしれない、ということは嬉しかった。

迷ったら応募する。
就職は応募数が多ければいいというわけではないとは思っているけれど、ダメ元でも入社したいという想いと求めている人材としてマッチすれば、叶うんだと知った。

マラソン大会最下位から2番目だった私が
マラソンを始めると思っていなかった

会社の人との約束で、1月のハーフマラソンに参加することになった。
小学校の頃、ビリから2番目だった私からするとあり得ない…!

というのも、会社にジョギング部があり、「最近、あり得ないくらい運動していないし、先輩に誘われたし行ってみるか〜」という軽いノリで5kmランに挑戦。

すると、走った後の達成感、爽快感、やり切った感という点で、そのあとかなり気分もあがり、ネガティブな思考もどこかへ飛んでいく。その感覚が好きで、ちゃっかりその日にランニングシューズを購入。

という話を会社の上司にすると、「じゃあ1月のハーフマラソンにでなよ」とのこと。
「言われたからにはやるか…!」という感じで、ハーフマラソンにエントリー。走るのが元々嫌いだった私にとってはもちろん、マラソンに出るのは初の試みです…!

ダイエットになるし、運動不足も解消できる!自分の底力を上げることができる!引き続き、1月に向けて頑張ります!!

編集者になると思っていなかった

そういえば、高校1年生のとき、「文系からなれる職業ってなんだろう」「本が好きだから出版社で働きたいかも」なんていう単純な思考で編集者を志望していたことを思い出した。

今の仕事は、Webディレクター。
ディレクターといっても会社によると思うけど、私の所属する会社はマーケティング会社だから、調査もするし戦略も作る。その上、編集や進行管理、顧客対応まで、幅広い業務をやっている。元々ディレクター志望だったけれど、まさかここで編集者になると思っていなかった。

実際になってみて、気づいたことは、苦手だからこそ生きる術を身につけているということを感じられる。
私は口頭でも文章でも「相手に伝わるようにする」ことに苦手意識がある。
だからこそ、「どうやったらユーザーにわかりやすく伝わるのか」を考えて、それが伝わったと分かる瞬間はとても嬉しいし楽しいしやりがいがある。

「やらない後悔よりやる後悔」

人生、何があるかわからない。

「迷ったらやってみる」「迷ったら乗っかってみる」
これを意識するだけで、すごく見える世界が広がった気がする。

違う選択肢を取るだけで、思い込みは少なくなる

いつも選んでいる基準を捨てて、別の選択肢を取るだけで、「これも悪くないかもな」「案外、こういうところすごくいいじゃん」「今まで苦手だったけど思ったより素敵だな」を増やすことができる可能性がある。

私自身も、まだまだ自分のバイアスにも気づけていない部分も多いことが課題だけれど、「できるだけ多くの価値観を受け入れられるようにすることで、争いやいざこざをなくすことができる」と思う。

まずはコンビニでいつも買わないランチを選んでみるだけでも、新しい発見があって面白いかもしれない🌱


いいなと思ったら応援しよう!