【良い紹介先】とは?ゲーテの【外国語が分からない者は、母国の言葉についても分かっていない。】と対偶を使って
【善い 良い】の定義?
昨日も月に一回のNAYUW0期生の勉強会が行われました。眼科医がメインの中 消化器を専門とされる山本先生が多様性に寄与していただいており ご意見をいただけるのがありがたいです。
其の山本先生から良い紹介先の【良い】の定義をまた一緒に考えましょうとご提案を頂きましたので 術後の禁酒期間が終われば是非また集まって進めていきます
紹介先登録プロジェクト
山本先生とのMEETINGの前に 昨晩から【いつもの紹介先クリニック】プロジェクト内での【良い 善い】(紹介先)とは?を考えてみました
・自分の専門【じゃない】
・自分の地域【じゃない】
・スーパードクター【じゃない】
・盛らない・広告【じゃない】
・BtoBサービス【じゃない】
・自薦【じゃない】
ような
・一般的な専門性をもつ
・クリニック
・<後医は名医>を理解する
先生をというのが目指しているところです。
【いつもの紹介先クリニック】の意味
上記のような条件を含めて一言でどう言えば良いんでしょうね?一応そのあたりをすべてふくめた文言が【いつもの紹介先クリニック】なんです。それじゃーわかんないよと言われそうですが含まれている意味は
・自分の専門【じゃない】>だから他にお願いする紹介先
・自分の地域【じゃない】>これはわかんないから皆さんに登録してもらいたい
・スーパードクター【じゃない】>だから大病院ではなくクリニック
・盛らない・広告【じゃない】>自薦ではなく他薦
・BtoBサービス【じゃない】>医師で紹介先登録してもらえれば誰でもみれる
・自薦【じゃない】>他薦
ような
・一般的な専門性をもつ>紹介しているのは自分が苦手とする専門性を持っている、でもスーパーニッチな専門性ではないからクリニック
・クリニック>クリニックと書いています
・<後医は名医>を理解する>大病院であれば嫌な先生であったとしても患者さんのQOLのために我慢してもらって紹介しますが、いつもの紹介先クリニックというのは 一般的な専門性を持っていて 紹介元の医師と患者さんにとって嫌な思いをさせないという意味で継続した紹介先になっているという意味なんです。其の際には人間性が大切なのです
さらに【じゃない】
さらに昨日の勉強会で聞いた【外国語が分からない者は、母国の言葉についても分かっていない。】というゲーテの言葉がありました
これはいいかえると【他専門がわからない者は、自分の専門についてもわかっていない】ということです
昔、逆・裏・待遇という懐かしい数学の問題覚えていますか?ある命題が真であれば 対偶も真なりと。
対偶は【自分の専門についてわかる者は 他専門についてもわかる】です
なぜ紹介先の数珠つなぎをしたいかというと、 紹介先の先生は専門性を持っているので 自分の専門についてわかる者なんです。ということは自分以外の他専門についてもわかっている確率が高く 精度の高い患者さん紹介をできるハブになっていただける可能性が高いとの仮説なんです。
ONE STEP FURTHER
以前 航空会社の話をしたように 世界中の空港と空港を結ぶ直行便を飛ばすのはミクロの旅行体験としては素晴らしいですが それを適切な旅費で実現するのは不可能です。 それぞれの旅行者が直行便を諦め 乗り継ぎを受け入れることで 航空会社は適切な価格で旅行を多くの顧客に提供しながら利益を出すことが出来るのです。これがマクロの視点です (直行便を主張する人はプライベートジェットを利用です)
患者様も 自分は最高の医療を受けれる医療機関情報をピンポイントに探したいというのはミクロとしては正解です。しかしみなさんが頼りにしている情報は探せばすべて見るけることが出来るでしょうか?
情報化社会でGOOGLEで調べたら何でも調べれるということは大きな誤解ということを知っていただきたいということです。
少し前の書籍なので その数字が今も当てはまらないかもしれませんが 皆さま インターネットで普通に検索してアクセスできる情報はWEB上に存在する情報の何%だと思いますか?たっだ24%だそうです
医師も自分の専門や狭い地域であれば患者さんよりも探せますが 専門や地域が異なれば医師もWEBで探しているので 医師も適切な受診先を提示出来ないという現実を受け入れていただき大病院ではないクリニックのショートカットを見つける必要があるのです。つまり患者さんがONE STEP FURTHER的な紹介を受け入れる、医師も患者さんにそれを説明することにより 結局は自分で探すよりも良い治療経験を得れるということを達成したいというのが今回のNYAUWの紹介先プロジェクトです。
タケダ薬品工業の希少疾患の資料に
・最多で8名の医師
・40%の誤診
・診断までに5-7年かかる
というような記載があります。 これは希少疾患ですので 極端だとは思いますが 一般の疾患でも かかった先生の専門外だった場合には その先生の日常臨床においては希少疾患のようなものです。
つまり たんにWEB HOPPINGしているだけ 他の専門についてわからない(=自分の専門がわかっていない ゲーテ方式では)先生に聞いての紹介では 効率的なPATIENT JOURNEYが達成されないという仮説なんです
また 訳解んないことを書いていると思われたでしょうが ゲーテの名言を 逆・裏・対偶理論で解釈するとすこし霧が晴れてきました。僕の頭の中だけかもしれませんが、、、。
しかし、昨日言われた言葉があります 理屈の通るものが流行ることはないと。理屈っぽいからなー僕は! 今日はここまで
よろしければサポートお願いします。 NYAUWの活動は現在マネタイズを考えずに意義のみを追求するフェーズです。 ニッチな分野のやせ我慢プロジェクトですので お気持ちだけでも嬉しいです。