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【事務超・跳・蝶】 クリニックのスタッフさんと院長先生へ⑤「現実解への思考-1」

割引あり

小さなクリニックの院長をしておりますが、現在の大きな悩みは人材不足です。これは全国の多くのクリニックで同じため息があると信じます。

ドラマを見るように第三者的な視点でクリニックでの仕事を顧みると仕方ない面もあるなと自虐的にため息をつくことも多いです。

患者さんのケアを行う医療という性質上、隙間バイトのサイトからお越しになる方に「2時間お願いします」というわけにはいかないのです。

だからと言って景気のよい現在、理想の人材を求めているだけではいつまで経っても人材が足りないという状況を改善することは出来ません。

先日は【「70点で良い」ではなくて「70点が良い」】という記事を書かせていただきました。




解決策への思考-1

これまでの①-④の記事で課題を書かせてもらいましたが、


今後、考えは朝令暮改的に変わる可能性がありますが現時点での解決策への思考をリストアップしてみます

(寄り道)朝令暮改
私のように高齢者世代ですと朝令暮改というとNEGATIVEなイメージをお持ちかもしれません。しかし、このリンク記事からの引用ですが

本来「朝令暮改」は迷惑で残念な状況を表しますが、最近では逆の意味で使われることも。価値観の変化や働き方改革などにより、「臨機応変」や「柔軟性」「即効性」が以前よりぐっと求められるようになりました。決定事項にも柔軟に対応し、無理や無駄のない社会や働き方に価値を見出すようになったと実感している人も多いでしょう。つまり、「朝令暮改」も、状況によってはウエルカム、むしろスピード感があっていい、というわけです。

もちろん根拠や理想のない思い付きはスタッフを混乱させるだけです。
しかし、院長が理想や根拠を持っていてもそれが私のようにスタッフに伝えきれていなけばよい院長とは言えないのです。そこは深く反省です私も。


改めて、解決策への思考-1


・本当にやりたいことがある積極的離脱は応援
・しかし、消極的離脱を眼科業界から抑える
・医療業界から出ることは医療業界にとっても、スタッフ個人にとっても損失
・人が集まらない&個々のクリニックからの離脱は現実と認める
・集まらないのであればまずはいる人を活用
・しかし、モテ(インセンティブ)を業務にしない



【本当にやりたいことがある積極的離脱は応援】


「先生ちょっといいです?」と後ろ手にスタッフがドアを閉めて入ってきたときには「あーっ、来たー」と心に動揺が走りますよね!?


基本はそんな時に良い話題が少ないことはクリニック院長先生なら全員同意していただけると思います。

僕はそういった際に 時期を少し延ばしてほしいとはお願いすることはあっても辞めることは決して止めません。 というのは スタッフの皆様も大人です。 威厳のない院長とはいえ、一応上司に相談するのに少しはドキドキしながら相談に来ているはずですので。考えや言い方などもシミュレーションして、意を決してお越しになっているので、結論はでているのです。それはもう止めるわけにはいきません。 そのような決意をされる前に手を打てなかった院長の責任です。


しかし、辞める理由は大きく2つに分類てきます
・積極的離脱:なにか明らかに人生のキャリアプランがあって、クリニックでは経験が詰めないという離脱
・消極的離脱:人とあわない、しんどい、思っていたのと違うという離脱

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