【医療データとAI】④ 「こら!AIの話が出てこないじゃないか?」
先日
昨日は次世代医療基盤法という特別法について設立の背景などに答えられるように一問一答方式で書かせていただきました。これは自分自身の勉強したものの備忘録・イメージ作成という目的です。これから医師の先生方が患者さんから次世代医療基盤法に基づくデータ提供に関して聞かれることも増えてくると信じます。
医療データとAIの話なんか出てこないじゃないか!!
個人的には2020年にG検定を受けてAIについての概要を少しは理解していますがE検定を受けるようなエンジニアのようなレベルではありません。学会やシンポジウムでAIの話をしているような先生は外れ値・宇宙人ですのでそういった先生はこんなブログは読まないのです。
このブログを読みに来ていただく先生は「AIについて言われているけどわからないな‐、心配だなー、なにかまずできること無いかな?」ということから来ていただいているのでそういった方を対象にしております
このシリーズを読み始めていただいた先生方の中には
・最新のAI事情
・特徴量の出し方
・AIの精度
・研究の進み具合
・世界と日本の研究事情
などを期待されてお越しになった方もおられると思います。
すみません!そんな話はしばらくはしません。(未来永劫しないかもしれません)
初めの①の記事でも書かせて頂きましたが
【医療機関で働いている先生方にとってはAIそのものでなくでもAIに学習させるデータ(教師データ)の提供に関与することになる未来が近いと考えています。そういった意味で距離感のある「ふーん」や「へー」でなく「ほー」になってもらいたい(というか自分自身がそうなりたい)と思っております。「ほー」にならざるを得ない時代がすぐそこに来ていると考えます。】
つまり、初めは教師データの提供という多くの先生が関与するであろう分野を中心に話をしていきたいと思います。
NYAUWの目的は このnoteのプロフィールにもありますように
「【医療や開業医のため息】をまずは自分のために解決したい。 その【ため息】にご理解頂け、前に進もうとされる先生とチームを組んで行きたいです 」
とあるよう、研究機関や教育機関ではないAIの研究も行っていない開業医という視点からの発信です。
しかし、そういった立場から日本や世界の医療に貢献できることの一つが、患者さんのデータが日本の世界の医療発展に繋がる可能性があるというマクロな視点の中で「学習データ・教師データという患者さんの貴重な情報が未来の患者さんを救う」という語りかけを患者さんやご家族にすることだと思っております。
開業医なんか提供施設に入っていないじゃないか!!
「そんなこと言っても、上のリンクにあるように、現在は大規模な基幹病院に絞られていて開業医師の出番なんかないじゃないか!!」とお叱りを受けそうです(2023年3月24日時点で110件)。
しかし、未来の姿としては、患者さんのPHR(Personal Health Record)や検診データやクリニックからのデータ提供へと広がっていくと個人的には考えています。
・AIも端緒についたばかり
・次世代医療基盤法も最近改正されたばかり
【医療データとAI】ともに今スタートしたばかりと考えると、今理解して追いかけておくのが良いかなと思いこのシリーズを開始した次第です
今日はここまで
シリーズ【医療データとAI】について
先生方とともに自分も学習したいので新しいシリーズ【医療データとAI】を開始しました。私にとっても未知の分野で認識の誤りなどもあるかと思いますがお許しください。
そしてNYAUWのブログの目的は難しいことが理解できない自分自身が学習の過程で掴んだイメージを皆さんにもお伝えすることですので
・卑近すぎる例 失礼に見える表現
・プロから見るとそうでないこともある
などがあるかもしれません。
しかし、できるだけイメージをつかみやすいように、内容を難しくしすぎないようにを心がけていきます。受験勉強の語呂合わせのようにイメージやストーリーを伝わりやすくするためにという悪意の無い目的ですのでお許し下さい。
AIという誰も経験したことのない分野と医療のクロス分野では倫理や哲学もまだ統一されたものもないため議論が世界中で多方面にこれから行われることになると思います。
そういった中で私個人が考える長期的なマクロの医療という視点でこのブログを書いてまいりたいと思います。ミクロな意味・短期的な意味では「不適切だ」か「反対」と思われる方もおられると思います。
・これはあくまで個人としての見解のブログであること
・世間的な未来予想に則ったもので、他の方の考えを否定するものではありません。
その点をご理解下さい。
今後はこの分野【医療とAI】のプロフェッショナルな方々に教えていただきたいので「教えてやるよ!」、または、まだまだ知らないので「一緒に勉強したい」という方まで連絡お待ちしております。
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