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読書からのヒント<火星地球化計画>

年末の本の整理(一回読んだ本はサマリー書いて本棚の奥に置くので)をしています。


P170 食糧不足の大きな原因の1つ「風が足りなかったので」のである。 自然界において 風は非常に重要な役割を果たしている。 植物の受粉を助けたり、風が木々を揺らすことで 木々で覆い尽くされたジャングルの地表まで 日光を届かせたりする役割があり。そして植物の成長にも 風は大きな役割を果たしている。 風が植物を揺らすと 植物は成長とともに 自分の質量で倒れないように 幹や茎を太くして保管しながら成長していく、。つまり揺れることで植物は丈夫に育っていくのである

【NYAUW的視点】

現在は新研修医制度のマッチングなどで出身大学のクロスなどがおこったりう、医療に対する厳しい視点などがあり意図せず風が起こっております。 しかし 平素は強いつながりの中で運営されていることが多いです。 昨晩も違う病院のスタッフの方とお話する機会があり その理事長先生も 医師以外の集まりにできるだけ参加されるようにということでした。 様々な業界の<普通>が異なることを知ることは自分を相対化するためにも大切だなと。


以前にも書いていましたが

1973年にスタンフォード大学社会学部教授のマーク・S.グラノヴェターが、“The Strength of Weak Ties”という論文で「家族や親友、職場の仲間といった社会的に強いつながりを持つ人々よりも、友達の友達やちょっとした知り合いなど社会的なつながりが弱い人々の方が、自分にとって新しく価値の高い情報をもたらしてくれる可能性が高いという社会ネットワークの概念を発表した。
強い紐帯を持つグループは関係が緊密であるが故に外部と遮断されがちで、同じような情報をもっており、新規の情報が入ってきづらい。そのような状況にある時、弱いつながりが強い紐帯のグループ同士の橋渡しをし、新しいアイデアや重要な情報をもたらす道を開くという。

ですので、強い紐帯が不要と言っているのではなく、強い紐帯の間を弱い紐帯が橋渡しするということです。自・他の専門性を活かすためにも、’友達’関係維持コスト(強い紐帯の維持)にのみ用いるのではなく、(弱い紐帯の)’出会い’のために割くことも大切になるのですね


<我々について:弱い紐帯&クロス> 私は2009年に日本に帰国して2015年にビジネス大科学院に入学決心するまでは、「こんなこと解決できたら良いのになー」ということを誰彼構わず伝えていました。 特に製薬企業や医療機器企業の担当の方々には...

Posted by NYAUW on Friday, October 18, 2019


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