【事務超・跳・蝶】 クリニックのスタッフさんと院長先生へ⑫「外でモテる」
小さなクリニックの院長をしておりますが、現在の大きな悩みは人材不足です。これは全国の多くのクリニックで同じため息があると信じます。
ドラマを見るように第三者的な視点でクリニックでの仕事を顧みると仕方ない面もあるなと自虐的にため息をつくことも多いです。
患者さんのケアを行う医療という性質上、隙間バイトのサイトからお越しになる方に「2時間お願いします」というわけにはいかないのです。
だからと言って景気のよい現在、理想の人材を求めているだけではいつまで経っても人材が足りないという状況を改善することは出来ません。
先日は【次への準備】という記事を書かせていただきました。
外でモテる?
勿論、外でモテる準備をしながら自院で継続的に成長をしてもらうのがスタッフさんにとってもクリニックにとっても望ましいです
外でモテるとは私なりの考えですが
1-外でも通用するUNIVERSALなスキルや知見を持っている
2-履歴書や職務経歴から期待されるものとは異なる意外性
などかなと思っております
前者で言うと、英語・会計・法律・ITなどですし
後者で言うと、「この年数でここまでできるの?」「クリニック勤務なのにすごい!?」などなど
逆に内でモテるとは?との比較で言いますとこういった比較ができるのかな?と
当院では(英検でも何でも)スタッフの皆様のキャリアプランと関係する資格取得については眼科とは関係なくても手当を出しますよという理解されにくいインセンティブ制度を以前から提案しております。現時点ではまだ応募者はおられませんが。これは外でモテてほしいからです。
これは他人がやっていて楽に取れそうだからとか、給料上がるからではダメで、ご自身の目標(3年後の作文など)への行程とSOTRYが一致しなくてはなりません。
これは一番下の【再掲】に乗せておりますが。資格を取ることや給与を上げることのためにすると、それは取ることがゴールなのでSWING BYが効きません。しかし、ゴールに向かう過程の一ステップであれば取ることでゴールに近づく興奮と給与アップということでさらに本来の大きなゴールへの加速が進みます(SWING bY効果)。こういったSWING BY効果がスタッフに出るのでは?という仮説の元です・
これは自己実現というマズローの5段階目ですが、4段階目の承認欲求を先に満たさなくてはなりません。しかし、これまでの仕組みは院長からのインセンティブで内部的なモテの域を出ません。この承認ステップの時点から外部からの承認があったほうが良いのでは?と考えました。
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