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薬剤師会や製薬企業の皆様へのお願い【疑義照会サービス】
結論を先に
いつも通り長い記事になりがちなので先に結論を書かせていただきます。
・製薬企業の皆様
・市区町村の薬剤師会の皆様
当方で作っております疑義照会アプリの認知を上げるために、勉強会などで講演や導入のインストラクションなどをさせていただきますのでご用命があればおっしゃって下さい、連絡をお待ちしています。
(メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)
世の中には意味があるものや良いものでも存在しないもの永続しないものもたくさんあることも理解しております。これもやはり登録数が増えないということは本当にNEEDSを満たしていない可能性が高いことは承知しております。しかしながら、自分のクリニックと患者さんのためには実際WORKしておりますので、ぜひ知っていただきたく書かせていただいております
自分の自分の患者さんのためだから続く
これまでもこのリストに載っていないものもたくさんトライしてきました
それは以下の記事の中でも書かせていただきましたが、
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以前に読ませていただいた 山口周さんの「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」という書籍の中で「いわゆる頭の良い人は いわば足の早い旅人のようなものである。 人より先に人のまだ行かないところへ行き着くことはできる代わりに 途中の道端あるいはちょっとした脇道にある肝心なものを見落とす可能性がある。」との記載がありました。
一般的には医師は「いわゆる」頭の良い人の部類に分類されることが多いと思われます。実際に、受験なども過剰な競争とも思えるくらいの状況で どうしても決められたタイムフレームの中で効率的にあるレベルまでに到達する勉強をしてきている人たちの比率は高いと思います。
大学に入っても私の世代とは大きく異なるくらい吸収すべき知識量も多く、かつクラブ活動なども医学部限定のクラブに所属することが多いため、寄り道や他分野とのクロスをしにくいという現実があります。
そして、そのまま医師になり更に忙しい仕事に追い立てられることになります。 勿論、患者さんの生命やQOLに関与する仕事では、新しい知識や経験の吸収を素早く行い、それを現場で応用するという仕事の分野においては、やはりそのような無駄の無い仕事遂行能力は第一条件として必要となります。しかし、単一のギルドの中で生きることによって視野の狭窄がおこってしまいます。
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視野の狭窄、ミクロに状況を見てしまうということです。
「患者さんのために」ということで院内の受診体験を上げようとされていない院長先生はおられないはずです。
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しかしながら、患者さんはもっと広い視点で受診体験を見ておられます。
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そういった意味では、薬局での疑義照会の待ち時間というのはかなりのストレスなわけです。
これは私も開業して薬剤師さんに偶然ヒアリングするまでは、薬の問い合わせはあるなーというのも医師人生で20年近くやっていていたので知ってはいました。しかし、疑義照会という言語化がされているということや、法律で義務であること、薬剤師さんが医師へすごく遠慮しながら行っていることを知りませんでした。
知らないことを知ってもらいたい
薬剤師の方々は日常のストレスですし、処方時の法律の義務ですのでわが事化しています。
しかし、医師の皆様は日常していることで存在していることなんですが、当たり前過ぎて気づいていなんです。悪気は無いんです。薬剤師さんこれまでのことは許しくてください。
しかし、それで放置をして良いことにはなりません。医師の先生にも気づいてもらわなくてはなりません。しかし、こういった記事に到達して頂けるのは気づいていない医師ではなくて、気づいておられる薬剤師さんなのです。
NEWS記事から身内の事件化
NEWS記事で「XXで火事が有りました」というのを見ても、「どうしよう保険とか、明日から通勤どうするのかな?」と想いを馳せることが無いように、やはり次の日には流れて頭には残っていないと思います。
同じように、自分がお世話になっている薬剤師さんや患者さんから訴えがあって初めて先生方も「疑義照会に適時に答えないことが薬剤師さんや患者さんの満足度を下げている」ことに気づき我が事化するのだと思います。
医師は裸の王様
この疑義照会サービス(無料ですので)は始めは「気づきのある医師が薬局や薬剤師さんに声掛けして拡がっていく」という夢物語を持っていました。しかし、幻想でした。
いまは薬局の数は増えましたが、それは医師からの働きかけではなく、薬局や薬剤師さんの自発的な登録でクリニックの登録は少ない状況です。
しかし、「薬剤師さん、ぜひお世話になっている先生方にお声がけして下さい」と言っても動かない現実があります。
そもそも、患者さんも受付スタッフなどには強く当たりますが、我々医師の前では何も言わないことがあります。それはあまり良く有りません。医師に患者さんの不満が伝わらないことです。
薬剤師さんも医師に遠慮して言わないことで医師が裸の王様状態になってしまうのです。
医師にも理由が
患者さんや薬剤師さんが言わないのはそれはそれで理由があるのです。いきなり医師に言えなくなったわけではないのです。
①(狭義の)医師に言えない
②(広義の)医師に言えない
①先生ご自身の問題
良くないのは、先生ご自身が高圧的な態度を取ったことで薬剤師の方の心が先生から離れていって「もう良いや、あそこのクリニックは何も言わずにおこう。あそこの患者さんの不満が溜まったところで薬局の責任じゃないし!」と見捨てられ裸の王様になってしまうことです。しかしこれは先生ご自身の自業自得とも言えるでしょう。
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②先生ご自身は問題なくても、他の医師の問題
先生ご自身は非常にフラットな関係を構築されていても、他の医師からの嫌な体験で医師全体に対して苦手意識を持たれてしまった場合です。これは医師業界としての自業自得です
薬剤師さんもご自身だけでは動けない
こういった背景も一つの原因となり薬剤師さん個人としてはもう怖くて医師に声掛けできないのです。(もちろん 私の近隣の薬剤師さんのようにアグレッシブで個人的にガンガン来られる方もおられますがそれは例外的なのです)
そうなるとやはりグループとして医師に声掛けしていくのが現実的な解決策になります。
・薬剤師会の勉強会
・製薬企業様の勉強会
などで薬剤師さんをTEAM UPしていくことが良いかなと考えてこの様な記事を書かせていただきました
再度お願い
・製薬企業の皆様
・市区町村の薬剤師会の皆様
当方で作っております疑義照会アプリの認知を上げるために、勉強会などで講演や導入のインストラクションなどをさせていただきますのでご用命があればおっしゃって下さい、連絡をお待ちしています。
(メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)
今日はここまで
参考リンクまとめ
活動のまとめリンク
KINDLE出版
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