ドアが開く前の行列問題①朝６時から受付！！
当院は小さな外来だけのクリニックです それでも 午前や午後のドアが開く前には患者さんが列を作っておられることがあります。
有名な甲状腺の専門クリニックでは朝９時からの診察に対して朝６時から受付しているとのことろがあるようです。それでも日によっては朝６時にすでに列ができているそうです！ すごいですね
しかし、クリニックによってはそこまで極端でなくても 長い列が午前や午後の開院前にできるところが有るとも聞きます。それはクリニックだけでなく店舗などでも同じような問題が有るかと思います。
【行列問題の解決策の例】
こういった行列問題は「クリニック受診は時々のことだから仕方ない」と患者さん側もクリニック側も諦めていることが多いです。特に行列が長くないところほど。 まさに当院もそこまでの人数がお待ちではないので 開院して５年間特に何も対策をしてきませんでした。こういった問題に対する対応策として代表的なものは以下の４つに大別できると思います
① 今まで通り患者さんに行列して待ってもらう
② ドアの前のウェイティングリスト用紙に記入してもらう
③ 番号札をとってもらう
④ 順番待ちアプリ（Air Wait）など
があるかと思います。
すでに④のような順番待ちアプリ導入の先生方は今回の記事は無視していただいて構いません。これは患者さんに対しても、院内スタッフに対してもケアが済んでいるからです。
そもそもどんな問題が？
クリニックのドアが開く前の行列は何が問題なのでしょうか？
【風雨雪・高温・低温問題】
当院の場合には ショッピングセンター内に有るため 風雨をしのげるのと空調が有るため 幸いにもそこまで患者様の健康を害する環境ではありません。しかし、ドアが屋外に面しているクリニックさんの場合には 天候等によってはお待ちいただくのに非常に過酷な環境になっております。
そもそも 医療機関にお越しになる方は健康に何らかの問題があってお越しになっているのでお辛いかと。車でお越しの方ですと 受付だけ先にして待って頂いたり ショッピングセンターなどでは他の場所のベンチにお座りいただけると良いですよね？
【抜けられない問題】
クリニック前の駐車場に停めた車の中で待ちたくても ショッピングセンターのベンチで座りたくても 一人で来院している場合には列から抜けるとせっかく早めに行っていたのに無駄になってしまいます。午前や午後のクリニックのドアが開く前に行列ができている場合にはそこから抜けれない問題があります。
こういった課題に対して上記の②や③というのは安価に課題を解決できるツールだと思います。そして 多くのクリニックさんではその対策で問題ないことが多いと思います。 しかし、患者さんの受診体験は遠足と同じで 単に検査や診察だけではなく 受診前 受診後の体験もそのクリニックのイメージにリンクするものです。次号に続く
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