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オンライン診療アプリ企業様へ「ディズニーやUSJのような診療体験?」


オンライン処方・服薬指導


先日はオンライン処方や服薬指導などのかかりつけ薬局機能を展開されている企業様向けに【東京から大阪まで1週間なんて早い!?】という記事を書かせて頂きました


狭義と広義のオンライン診療


先日は処方関連のサービスでしたので疑義照会の必要性は理解できると思いますが、オンライン診療は医師と患者とのやり取りでしょ?疑義照会は関連ないじゃん!と思われるかもしれません。

たしかに、狭義のオンライン診療という意味ではその通りです。しかし、下に例をいくつかあげさせてもらいましたが、診療以外にワンストップで薬の処方や服薬指導までケアしている、つまり広義のオンライン診療を行っているサービスが大部分なのです。

患者さん⇔医師  患者さん⇔薬剤師


これらの(広義の)オンライン診療アプリでは患者と医師、患者と薬剤師のコミュニケーションは双方向で快適なものとなっております。医師から薬剤師への処方箋を渡すステップもオンラインなどでSPEED感を持って完結します。

しかし、逆のコミュニケーションはどうでしょうか?薬剤師から医師へのコミュニケーション、そうです疑義照会です。これは既存の時間のかかる心理的負担の大きいコミュニケーション手段が行われているのです。


DisneyやUSJ


勿論「頻度が少ないのでそれくらいいいじゃん!」となるかもしれません。しかし、前回の記事でも書かせていただきましたが大切なのは頻度ではなく期待値なのです。従来のリアルな診療でリアルに薬局に訪問する患者さんとは期待値が異なるのです。

皆さん、Disneyのプレミア アクセスやUSJのエクスプレス パスを有料で購入した際と、そういったパスを買わなかった際の並ぶ時間の期待値は同じでしょうか?

100%期待値は異なるはずです。

同様に(広義の)オンライン診療サービスで疑義照会が理由となって処方がスタックしてしまった際には、患者さんの持つ期待値を満たすことができないのです。「遅いなー、こういった待ち時間が嫌でオンライン診療アプリを使っているんですよ!なんだとこのサービスは?プンプン!」となる可能性があるのです。

勿論、これはサービス自体が悪いわけではありません。 医師も間違った処方をしている場合もあれば、間違った処方ではないことも多いのです。

しかし、飲み合わせや患者さんとのオンラインでの服薬指導などをしている際に医師に確認したいことが出てくる可能性があるのです。それは結局は患者さんのためサービスの継続性のためというマクロな視点では正解ですが、ミクロな視点で早く完結させたいのでオンライン!という患者さんにとってはそうは捉えれらません。

オンライン診療アプリの各社が疑義照会の機能を?


そういったお急ぎだからこそオンライン診療サービスを使っている患者さんの期待値を作ったオンライン診療サービス企業が各社で疑義照会機能を実装すべきでしょうか?
それは避けたほうが良いと思います

・頻度が少ない疑義照会のために各社が医師や薬剤師ににそれぞれの疑義照会アプリの導入を依頼すると医師や薬剤師の負担は大変なものになるため拒否感がでてくると思います。少ないからこそ他社のサービスやこれまでのリアルな診療と薬局訪問での処方などでも応用できる一種類の疑義紹介アプリに集約したほうが良いという仮説をもっております

ご活用いただいている企業様もあります


そこでお願いです


頻度が少ないからこそ3RD PARTYの疑義照会アプリ(https://gigishokai.com/)に乗ってしまうのが良いと思います。

・患者さんの処方FLOWの短縮が期待される
・薬局は気兼ねなく医師の診察中にもアプリで問い合わせできる
・クリニック院長や薬局も1つだけのアプリであれば消極的でも入れてくれる可能性
・長期的メリットを感じるクリニック院長や薬局は積極的に入れてくれる可能性
・オンライン診療アプリ企業:疑義照会アプリの開発を負担しなくて良い

ということでメリットがそれぞれに有るかと思うのですが

無料ですのでぜひお試し下さい

YouTubeでの疑義照会アプリについて書いておりますので

これは私個人の薬局に申し訳ないと思う気持ちから個人の課題解決のためにつくったサービスですので無料で公開しておりますのでぜひお使い下さい
しかし、これを更に良くしたいという企業様がおられれば更に追加開発を共にできれば幸いです。


実際の運用などをご覧になりたい先生や企業様ぜひ見学も受け入れておりますのでご用命ください

ぜひご連絡お待ちしております
メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)


新たなバージョンの疑義照会アプリも計画中

現在の疑義照会アプリは2ndバージョンですがこれまでの運用から3rdバージョンを調剤グループ様やオンライン診療アプリ企業様のご要望もお聞きしながら新たなものを作ろうとしております。
意見交換などのDISCUSSIONのフェーズからご参加希望の企業様ぜひ以下の記事内にあるGOGOLE FORMリンクからお願いします



今日はここまで



参考(広義のオンライン診療サービス)




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