【疑義照会 仕切り直し】⑤ Slackでの疑義照会の振り返りの2
疑義照会 仕切り直し
これまで疑義照会アプリSLACKのAPIで提供していましたが、SLACKの仕様変更に伴い使えなくなったため、これまでの経験と反省をもとにあらたな疑義照会アプリを作成中ですのでその辺りの背景を書いてみたいと思います
古いアプリのサイト
新しいアプリのサイト
先日の投稿
先日の投稿では、Slackを疑義照会のプラットフォームに採用した理由を書かせてもらいました。(参考リンクは下に)
一旦導入されれば素晴らしい
一回導入が済んだ後は非常に優秀な疑義照会アプリで、阿佐ヶ谷近隣の複数の薬局さんとの疑義照会はほとんどこれで完結しておりました。たまに、外来診察が忙しすぎてSlackの通知を見落としていて結局電話がかかってくることもありましたが、殆どはアプリ上で完結でした。
しかし、導入までが大変①【設定が難しい】
一旦使い始めるとこれは昼休みフィットネス中でも答えられるもので、薬局さんや患者さんを待たせているという罪悪感を持たなくても良かったので、関係ができているところについては非常に疑義照会がスムーズでした。しかし、Slackインストール、ワークスペース作成、APIインストールという流れが正直難しかっったので、我々が現地に赴いて設定しておりました。これは自分の近隣の薬局さんやクリニックでは設定のお手伝いが出来ますが、遠方だと現実的にはDISTRIBUTORの助けが無いと厳しいなとは感じておりました。
しかし、導入までが大変②【導入自体が認められない】
導入説明に近隣の薬局行脚をする際に、現場の薬剤師の方は「ぜひ入れたい!」と言われるのです。そしていわゆるオーナー薬剤師さんなら即決なんですが、多くのチェーン店の薬剤師さんは本部にお伺いを立てなくてはならないのです。業務用のPCにSlackをインストールすること自体を認めてくれないのです。LINEは知っていてもSlackはご存知ないので拒否反応が強いのです。
PCの通知が少し弱い
Slackの通知はWINDOWSパソコンの場合、WINDOWSの通知設定に依存するのですが、デフォルトで5秒になっているのです。設定の視覚効果で最短5秒から最長5分まで伸ばすことが出来ます。しかし、それでも診察中に見逃すことがたまにあるんです。それにこういった設定でクリックするまで消えないように本当はしたかったなー。
今日はここまで
こういったため息を3年間で蓄積してきました。SlackのAPIアプリが使えなくなったのを機に、こういったため息を解決してみよう思った次第です。
次回は、どのような次回作を想定しているのかを書かせて頂きます
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